デライトという名前
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「ライト版デルン」(Deln Lite)を delight(歓喜)にかけて縮めたものhiro.icon
英語表記では Delite
英語略称は Dlt
これはドメイン名にもなっているが、短縮化はもちろん、将来商標紛争が発生した場合に備えた一時退避策も兼ねている
最初に思いついた名称は「ミニデルン」(Minideln)だったが、翌日にはデライトに
ミニデルンは流石にダサ過ぎたし、デライトはクール過ぎた
そのあまりの巨大さゆえに社会に共有される術を持たなかった希哲館事業が世に広まる嚆矢となりうる、いわば「希哲館事業の福音」というイメージだった
共同日記で名古屋弁の「でら」と糸を連想するという人がいたが、確かに当時は私もそう思ったhiro.icon
2026/05/28#6a177c68000000000035ad91
デルンもデライトも、英語由来のカタカナ語ではあるが日本人に親しみやすい語感にしたかった
デルンの方は「出る」を連想しやすいという狙いもあった
「デルンが出るんだ」とか「デルンで出るんだ」などというキャッチコピーを模索していた当時の輪郭がデライト上にも残っている
私は関東人なので、「でら」は昔有名なアダルト雑誌『デラべっぴん』があったということくらいしか連想できず、名古屋弁との連想性はいまいち推しにくさを感じていた
『デラべっぴん』のデラは元々はデラックスの意だったらしいが、まあ名古屋弁ともかけているのだろう
ちなみに、小池一夫氏によればダ行で始まる音は印象に残りやすいらしく、これは『ドラゴンクエスト』命名時の参考になったとかhiro.icon
デルン命名時にも参考にしていた
結果的にではあるが、デライトと『ドラゴンクエスト』はダ行にラが続きトで終わる名前という共通点があり、ドラクエと縮めれば4文字同士となる
初期ドラクエは「日本人に馴染みのないRPGをどう大衆化するか」を強く意識しており、「一部の人しか使っていないPKMツールをどう大衆化するか」をテーマとしたデライトに重なるものもあった
どちらも印象に残りやすく、呼びやすい名前ではある
『ドラゴンクエスト』が意図的に認知度の高い英単語と低い英単語(当時)を組み合わせたのに対し、デライトは中間程度の認知度の一つの英単語を「ドラクエ」くらい軽い感じで使えることを意識した
あえてカタカナ表記にしている理由でもある
正式名称と略称の表記揺れをなくせば一貫性が高まり認知度向上に役立つ
例えば、どうせ「インスタ」で普及するんなら「Instagram」ではなく最初から「インスタ」を正式名称にしてしまったほうがいい、という発想
一方で、「デライト」自体はそこそこ使われる英単語なので初期のマーケティングでは目立ちにくいという問題があり、これを補うために「なんでもメモ、デライト」という、名称としても使える簡潔性を持ったサブタイトル付き風でもありキャッチコピー風でもある表現ができた
実際、宣伝当初は「なんでもメモ、デライト」というサービス名称として認知してくれる人が多かった
その「なんでもメモ」は「どこでもドア」の分かりやすさを参考にしているので、『ドラえもん』と『ドラゴンクエスト』という日本の国民的作品の間接コラボである
これを書きながら初めて『ドラえもん』もダ行にラが続く名前であることに気付いて鳥肌が立った