シャーデンフロイデ
シャーデンフロイデ(独:
Schadenfreude
)とは、自分が手を下すことなく他者が
不幸
、
悲しみ
、
苦しみ
、
失敗
に見舞われたと見聞きした時に生じる、
喜び
、
嬉しさ
といった快い
感情
。
シャーデンフロイデ - Wikipedia
Schadenfreude=Schaden+Freude(
ドイツ語
)
Schadenは「損害」「害」「不幸」などを意味する
Freudeは「喜び」を意味する
英語には
借用語
としてほぼそのまま導入されており、"schadenfreude" と綴る。
また、旧来の英語では「他人の犠牲において楽しむ娯楽」を意味する "
Roman holiday
(s)" が相通じる表現と言える。この語は、
ローマ人
(
古代ローマ
市民)が
休日
に
円形闘技場
で行われる
剣闘士
の死闘や
罪人
の残酷な
処刑
などといった
見世物
を楽しんだことに由来しており、日本語訳では「
ローマの休日
」あるいは「ローマ人の休日」という。
オードリー・ヘプバーン
主演の映画「ローマの休日」も同様の
皮肉
が込められている。
初出は、
イングランド
の
詩人
ジョージ・ゴードン・バイロン
(
バイロン卿
)が1812年から1818年までの間に著した
旅行記
『
チャイルド・ハロルドの巡礼
(原題:
Childe Harold's Pilgrimage
)』(別の邦題:
チャイルド・ハロルドの遍歴
)の「18年」篇(1818年)に所収の一節 "He, their sire, Butcher'd to make a Roman holiday!" である。
関連項目
他人の不幸は蜜の味
メシウマ
「
他人の不幸で今日も飯がうまい
」の略
ざまぁ
ルサンチマン