サッポロヘンジ
サッポロヘンジとは北海道札幌市北3条通に沿って朝日が昇る現象のことである
毎年4月10日または4月11日、9月1日または9月2日の2回観察できる
もちろん観察できるかどうかは
当日の天候
北3条通の延長方向の雲の有無
に依存する
名称はストーンヘンジでみられる同様の現象にちなむ
札幌市の西には手稲山があるため、夕日ではなく(東から昇る)朝日が対象となる
手稲山 - Wikipedia
サッポロヘンジ - 札幌 Sapporo - LocalWiki(←写真複数あり)
札幌市中心街の碁盤の目の道路が正確に東西南北を向いているならば、サッポロヘンジが見られるのは春分と秋分の日になるはずであるが、実際には東西南北から反時計回りに10.5°傾いているため、春は春分より遅く、秋は秋分より早く見られることになる。
補足:日本の春分は3月20日または3月21日、秋分は9月22日または9月23日
サッポロヘンジの際、朝日に真正面から照らされて輝く旧道庁赤れんが庁舎、通称「赤れんがヘンジ」も必見
北海道庁旧本庁舎 - Wikipedia
赤れんがヘンジ - 札幌 Sapporo - LocalWiki(←写真複数あり)
2017年春、HBCテレビ「今日ドキッ!」の中で初めて広く紹介された。番組の中で気象キャスターを務める近藤肇予報士が名付け親。”サッポロヘンジ”とも。
「アナウンサー日記」も参照のこと
以下は気象予報士の近藤肇氏の2021/04/11のツイート(春のサッポロヘンジ)
@hajimenokondo: けさの朝日です。
#北3条広場
#赤れんがテラス
#サッポロヘンジ
#赤れんがヘンジ
#道庁
#札幌
#北海道
#朝日
#sunrise
https://gyazo.com/2e9a50b6527478d72e2b55f32c812c63
および2021/09/02のツイート(秋のサッポロヘンジ)
@hajimenokondo: 地平線ギリギリの濃い朝日を浴びて輝く道庁赤れんがの撮影にけさ成功しました。
#札幌
#赤れんがヘンジ
#サッポロヘンジ
#北3条広場
#年に2回だけ
https://gyazo.com/d4a20158148005e88b7e59cea9c1564ehttps://gyazo.com/20e20fa62837d636c256b9dc767d01f3
N43.0630053,E141.3450102,Z15 北海道札幌市中央区+北3条通
サッポロヘンジと同様の現象は各国の碁盤の目状の道路を有する都市でも起こり、それぞれの都市名にちなんで
マンハッタンヘンジ
シカゴヘンジ
トロントヘンジ
モントリオールヘンジ
などと呼ばれている
マンハッタンヘンジ - Wikipedia
マンハッタンヘンジ(英: Manhattanhenge)は、ニューヨーク市マンハッタン区の碁盤の目状の大通りの東西方向の通りにちょうど沿って太陽が沈むという1年に2回起こる現象である。マンハッタン至点 (Manhattan Solstice) とも呼ばれる。この新語は、春分・秋分に太陽が石組に沿って並ぶ同様の劇的な現象が見られるストーンヘンジの派生語である。
関連項目
MITヘンジ
Infinite Corridor - Wikipedia(直訳すれば「無限回廊」)
Infinite Corridorはマサチューセッツ工科大学(MIT)にある建物の、とある廊下の名前である
毎年数日間、太陽はInfinite Corridorに沿って沈み、その際に夕日の光が廊下全体を満たす
この現象をMITヘンジという
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/8d/MIThenge1.jpg https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/3/3d/MIThenge2.jpg
渋谷事変(呪術廻戦)