コメディの本質は怒りに満ちた反社会的な芸術
@rootport: 創作活動に「正解」はないので、「俺はこう思う」レベルの話でしかないのだけど。 「客商売ならお客さんに喜んでもらうことを考えましょう」というのは、わりと一般論じゃないかな。奇をてらったことは言っていないはず。ごく当たり前のことしか言っていないはず。
@rootport: 「嘘で客を騙すこと」に罪悪感を覚えるなら、商業誌での創作は向いていないと思う。なぜならお客さんは、嘘で騙されたがっているのだから。 俺たちは「嘘」を商品として売っている。嘘は使い方次第で、人を傷つけも救いもする。「嘘をつきたくない」ではなく、「良い嘘をつきたい」であるべきだ。
@rootport: QT「気の利いたセリフをひねり出しても、パイを顔に投げつけるシーンを採り入れても(※註:それだけでは)コメディは作れない」――ロバート・マッキー『ストーリー』p438 コメディの本質は、怒りに満ちた反社会的な芸術である p.436
皮肉な笑みを浮かべたコメディという仮面の裏を覗くと、そこには不満を抱いた理想主義者がいる。世界が完璧であれと願っているのに、周囲を見回すと、強欲と腐敗と愚行だらけだ。その結果、怒りを抱えて鬱屈とした芸術家(※註:コメディ作家)が誕生する」――マッキー『ストーリー』p434-435
こうした怒れる理想主義者は、世界がいかに腐った場所であるかについて熱弁を振るっても、誰も耳を貸さないと知っている。だが権力者を取るに足りない存在として描き、俗物を揶揄し、社会の横暴や愚かさや強欲を浮き彫りにして人々を笑わせることができたら、事態は変わるかもしれない コメディは純粋だ。観客が笑えば成功、笑わなかったら失敗、それだけだ。批評家がコメディを嫌うのはそれが理由である。何も語ることがないからだ」――ロバート・マッキー『ストーリー』p435
俺は人間の内面的葛藤にほとんど興味がない。読者に「わかるわかるこの気持ち!」と共感してもらえるようなものを書くことができない。青臭い青春モノやラブコメも苦手だ。それをコンプレックスに感じていたので、ロバート・マッキーのこの言葉には、何というか、すごく救われた。
資本主義の悪魔の話かと思ったが違ったようだ(意味が通じないなと思った)nishio.icon たぶんこれ
あー、作中に別の意味で「資本主義の悪魔」が出てくる
この漫画の「資本主義の悪魔」は単純に「人に取り憑いてて自分が漫画で描きたいものを描くのを邪魔してくる存在」ってだけだった
それでこの引用に繋がるんだな
世界がいかに腐った場所であるかについて熱弁を振るっても、誰も耳を貸さない
実際のところは耳を貸すタイプの人はいると思う
駄サイクルは…違うかcFQ2f7LRuLYP.icon 一定の需要がある基素.icon
思い出したcFQ2f7LRuLYP.icon
あとで読み直す
マッキーさんの話、全然ピンと来ないが、悔しいので解釈を試みる……
昇華の手段として「おもしろおかしく書いてこきおろす」を使ってるってことなのかなぁsta.icon どうにもならない現実は諦めて、どうにかなる世界をつくってそこに自分(の投影)を置いてウハウハする
コメディに落とし込むためには相当相手のことを(本質を)理解できてないといけない気がする
よほど頭がいいか、もしくはそういう感覚器官があるか(あるいは「欠如していないか」かもしれないが 苦笑) 関係ないかもだけど、笑いの表情の進化は「歯を露出させて悲鳴をあげる行動」から派生しているというのを見たmtane0412.icon あと笑いは一人よりも複数のときのほうが生起しやすいから、何らかの社会的な役割があるはずっていう感じだった気がする
人間の不随意的な表情の中でも謎なものの一つ
オスカー・ワイルドが言ったかどうかは不明
グリメイス
ボス争いしているチンパンジー同士は、グリメイスを相手に見せないようにする
相手に恐怖を感じていることのシグナルを発する
劣位のサルが優位のサルに服従するサイン
笑顔
グリメイスの社会関係をいい感じにする機能が残ってそう
GPT-3.icon
コメディの本質は、怒りと反社会的な芸術形式である。
顧客は嘘に騙されたいと思っている。
嘘を商品として売ることもある。嘘をどのように使うかによって、人々を傷つけるか救うかが決まる。
コメディの仕事をする場合、顧客を喜ばせることを考えるべきだ。
コメディは純粋なものであり、観客が笑うかどうかが成功か失敗かを決める。
コメディは、豪華な状況でも人間がどうしても悪い行動を取ることを指摘する。
笑いを通じて、権力者を小さく見せ、スナップな人々をからかい、社会の傲慢さ、愚かさ、貪欲さを強調して人々を笑わせることで、何かが変わるかもしれない。
コミックの中で「資本主義の悪魔」という意味がある。それは、漫画家が描きたいものを描けないような存在である。
笑いは、恐怖を表すチンパンジーのグリマスから派生した顔の表情である。
笑いは、複数の人が笑うことでより可能性が高くなる。
オスカー・ワイルドは「真実を伝えたいなら笑わせろ。さもなければ殺されるだろう」と言ったと言われている。
笑いは、「冗談であることを保証する」ものである。