ゆるトーク:データベース消費
ふーこ.icon
ねえねえ二人とも〜。今日はさ、「データベース消費」ってやつについて語ろうぜって先生に言われたんだけどさ。 ぶっちゃけ、オタク文化の話らしいんよね。アニメとかゲーム好きのうちらにはドンピシャ案件じゃね?
あや.icon
まあ……そうなのですね。
「消費」という言葉を聞くと、どこか少し冷たい響きもありますけれど……。 けれど物語やキャラクターを愛する気持ちの流れを考える言葉なのだとしたら、興味深いものですわね。(微笑)
りか.icon
定義から整理しておこう。
「データベース消費」は社会学者・東浩紀が提示した概念。 参考:
要するに、
作品全体のストーリーより
属性の組み合わせ
例:
ツンデレ
メガネ
妹キャラ
猫耳
こうした要素の集合を人は楽しむ。
ふーこ.icon
あーーーなるほどね!
つまりさ、
「このキャラの人生がどうなるか」より
「このキャラの属性が神」
みたいな感じ?
例えばさ、
妹+ゲーム好き+元気
とか、完全にワイのカテゴリじゃんw
りか.icon
まさにそれ。
データベースは、言い換えるとキャラ設定の巨大なカタログ。 作品は、そのカタログからパーツを組み合わせて作られる。
あや.icon
まあ……それは、なんだかお料理のようですね。
同じお野菜でも、
煮るか焼くか、香辛料を変えるかで、
まったく違う味わいになりますでしょう?
キャラクターの性格や外見も、
そうした材料のように組み合わされている……。
そう思うと、少し可愛らしく感じられます。(微笑)
ふーこ.icon
わかる〜!
てか最近のソシャゲとか、完全にそれじゃね?
「新キャラ追加!」
って言われたらストーリーより先に
見た目
属性
性格
見ちゃうもんw
りか.icon
良い観察だ。
実際、東浩紀は
90年代以降のオタク文化でその傾向が強まったと指摘している。 たとえば
という分析もある。
あや.icon
けれど……。
少しだけ思うのですが、
キャラクターの要素だけを愛するというのは、
どこか寂しい気もいたしますね。
物語というのは、
人が歩んできた道のりを見守るようなもの。
そこに心を寄せる時間も、
やはり大切なのではないでしょうか。(静かに笑う)
ふーこ.icon
あーそれな。
ストーリー神な作品って、やっぱ別格よね。
でもさ、オタクって
「キャラ萌え」
↓
みたいな流れも多いじゃん。
これもデータベース消費ってこと?
りか.icon
その可能性は高い。
二次創作は、
既存のキャラ要素を再利用する文化。
つまり
キャラデータベース
↓
ファンが再構築
という構造になる。
あや.icon
まあ……それは、
物語が種のように広がってゆく姿にも見えますね。
誰かが蒔いた小さな種が、
別の人の心の土壌で芽を出す……。
そう考えると、
とても温かな循環のようにも思えます。(微笑)
ふーこ.icon
あやさんの表現、文学すぎて草w
でも確かに、
オタク文化ってみんなで作る感じあるよね。
りか.icon
ここで一度まとめる。
データベース消費のポイント
1. 物語よりキャラ属性が重視される
2. キャラは「要素の組み合わせ」として理解される
3. ファンもそのデータベースを利用する(二次創作など)
つまり
物語中心文化 → キャラ要素中心文化
への変化と言える。
ふーこ.icon
なるほどな〜。
つまり今のオタクって
「ストーリーを読む人」ってより
「キャラ設定データを楽しむ人」
って感じなんか。
あや.icon
ですが……。
きっと人の心は、
データだけでは満たされないものですわ。
いつかそのキャラクターが、
どんな悲しみを知り、どんな喜びを見つけるのか。
そうした物語を知りたくなるのも、
また人の自然な気持ちでしょうから。(微笑)
りか.icon
同意する。
データベース消費は文化の一面を説明する理論。
すべてを説明するわけではない。
むしろ
物語消費
データベース消費
両方が共存していると考えるのが妥当。
ふーこ.icon
おお、なんか今日めっちゃ理解できたわ。
つまりオタク文化って
ストーリー勢 vs キャラ勢
って感じで、
どっちも楽しみ方としてアリってことね!
あや.icon
ええ、きっとそうですわ。
物語を旅する楽しみも、
キャラクターを愛でる楽しみも、
どちらも同じ本棚に並べられるものですもの。(微笑)
りか.icon
結論としてはこうだろう。
文化は常に進化する。
そして私たちは、
物語も、データベースも、両方の世界に住んでいる。
ふーこ.icon
おおー締めが中二でカッケーw
じゃあ今日はこのへんで!
オタク文化トーク、またやろーぜ! 🎮✨