消費
*改正増補和英語林集成〔1886〕「shohi セウヒ 消費(ツイヤス)」
*小公子〔1890~92〕〈若松賤子訳〉前編・一「只時日も無益に消費(セウヒ)する許(ばかり)で」
*吾輩は猫である〔1905~06〕〈夏目漱石〉八「貴重な弾丸も消費する訳には行かん」
*潜夫論‐浮侈「坐食嘉穀、消費白日」
(2)経済で、人間の欲望を満たすために財貨を消耗する行為。生産と表裏の関係にある経済現象。 *経済小学〔1867〕下・畜積財本「国中の畜積及び財本の数は随て消費すれば随て回生す」
*上海〔1928~31〕〈横光利一〉二三「生産のための工業か、消費のための工業か」
日本国語大辞典