じっくり読書会
2022.10から空葉堂書店が毎月主宰しているオンライン読書会の名称。
イベント案内ページ
terang.iconがガイド役してます。
参加申込者は、会の当日までの指定されたテーマ本の指定範囲を読んできて、読書会当日は指定範囲に書かれている内容を全員で確認していくスタイル。
テーマ本をだいたい3分割して、1/3ずつ、計3回(3ヶ月)にわたって、読んでいく。
読み方は、Habitにとても似ていると思う。
これまでのテーマ本
第14期(202 6/1–3月期): K.ガーゲン『あなたへの社会構成主義』 後半
第13期(2025/10-12月期): K.ガーゲン『あなたへの社会構成主義』 前半
第12期(2025/7–9月期): 赤林朗, 児玉聡『入門・倫理学』
第11期(2025/4–6月期): 芦田宏直『努力する人間になってはいけない』
芦田の前著を読みたいという声を受けて。
第10期(2025/1–3月期): 茂木健一郎(監修)『学問のしくみ事典』
第9期(2024/10-12月期): ピエール・バイヤール読んでいない本について堂々と語る方法
バイヤールの散りばめた伏線が楽しかった。これはみんなで読まないと気づかない。たぶん気づいてないこともある。
第8期(2024/7–9月期): 齋藤純一・谷澤正嗣『公共哲学入門』
第7期(2024/4–6月期): 芦田宏直『シラバス論』
第6期(2024/1–3月期): エドガー・シャイン『人を助けるとはどういうことか ― 本当の「協力関係」をつくる7つの原則』
第5期(2023/10-12月期): 仲正昌樹『今こそアーレントを読み直す』
参加者からアーレントに触れたいという声が多かったので取り上げた。
第4期(2023/7–9月期): 森本あんり『反知性主義』
反知性主義もだし、アメリカ近世近代史もなぞれてよかった
第3期(2023/4–6月期): フランリース『ファシリテーター型リーダーの時代』
第2期(2023/1–3月期): 内田樹『寝ながら学べる構造主義』
構造主義を概観
第1期(2022/10–12月期): 齋藤孝『質問力』
最初だったのでかなり平易な本を3分割して読んだが、それでもかなり読み違いや、書かれていることの解釈が分かれて大変意義深い時間になった。
この読書会の進め方は、terang.iconがコロナ前にフル参加していた法政大学の先生がガイド役の対面読書家会での進め方。
毎月市ヶ谷キャンパスであったので「市ヶ谷読書会」といつからか誰からともなく呼ばれていたが正式名称は知らない。
テーマは一貫して「政治理論」だった。読んだ本は、
第7期(2022/1–2023/6月期): Hélène Landemore『Open Democracy』(邦訳ないので原書で)
これがラスト期
他読書会コミュニティとのコラボで、山本圭『現代民主主義』
第6期(2021/1–12月期): アーレント『人間の条件』(志水訳)
最初の2ヶ月は、『アーレント読本』を読んでの予習会
よくわからない箇所を、同書別訳の『活動的生』(牧野訳)も眺めながら進めた
第5期(2020/4–12月期): 杉田敦・川崎修『西洋政治思想資料集』
第4期(2019/9–2020/3月期): 田村哲樹・松元雅和・乙部延剛・山崎望『ここから始める政治理論』
第3期(2019/1–7月期): 「deliberation」を原文で
The Oxford Handbook of Political Philosophy の Chapter 11
第2期(2018/10–12月期): キャス・サンスティーン『#リパブリック』
第1期(2018/3–6月期): ジョセフ・ヒース『啓蒙思想2.0〔新版〕 政治・経済・生活を正気に戻すために』