「令和」の出典
https://www.youtube.com/watch?v=95_coRq4wwE
東京大学文学部国文学研究室教授の鉄野昌弘先生が登場! ご専門の『万葉集』について、たくさんお話を聞かせていただきました。 今回は、元号「令和」の出典になった「梅花歌序」についてです! ※次回は、『万葉集』全体について、じっくりお話を聞かせていただきます!公開は、5/8(土)の予定です。チャンネル登録をして、お待ちください!
【目次】
0:00 オープニング
1:19 令和の出典の『万葉集』梅花歌序ってなに?
それ以前はすべて中国の書籍に由来する
歌そのものではなく、漢文の序文
https://gyazo.com/8f0e464810bad59676c4c244a0684be5
佐佐木信綱, 武田祐吉 編『万葉集 : 西本願寺本』巻5,竹柏会,昭和8. 国立国会図書館デジタルコレクション (参照 2023-06-03) https://gyazo.com/40e3e636b154c28b77ee25154e5c59ab
令和という字面自体は漢の張衡の作品「帰田賦」による 漢文は先行例の漢文から出典を参照するのが普通
文選は日本において重大な影響を与えているcFQ2f7LRuLYP.icon
『文選』は上代の日本に伝わり、日本文学の進展にも重大な影響を与えた。奈良時代は、貴族の教養として必読の対象となっており、『日本書紀』や『万葉集』などに『文選』からの影響を指摘する見解もある(小島憲之など[6])。後の平安時代から室町時代でも、「書は文集・文選」(『枕草子』)、「文は文選のあはれなる巻々」(『徒然草』)とあるように、貴紳の読むべき書物としての地位を保ち続けた。現在でも『文選』の用語は、日本語の語彙で活かされ、故事教訓として使用されている。 文選由来の故事成語の一例
6:10 梅花歌序はどんな内容?
10:16 梅花歌を味わう
15:08 序文に込められた政治的メッセージとは?
21:29 さいごに