「Xは侮辱」は命題でない
AさんとBさんがいて、AさんがXと発言したとする。
この時
Aさんが「私は侮辱の意図なくXと発言した」
Bさんが「私は発言Xに侮辱の意図を感じた」
なのになぜ両者の間で議論が起きるかというと
Bさんの「Xは侮辱(の意味があると感じた)」という言葉を
Aさんは「Aは侮辱の意図でXと発言した」
Bさんは「私は発言Xに侮辱の意図を感じた」
という異なった意味に解釈しているから。
解釈するのはBさんと第三者?基素.icon
Aさんは「Aは侮辱の意図でXと発言した」これが想像で補われている
解釈するのはAさんとBさんnishio.icon
Bさんの「Xは侮辱」という発言をAさんは「Aは侮辱の意図でXと発言した」と解釈した
なのでAさんは「それはFalseです」と回答する
ここでAさんが「Bは発言Xに侮辱の意図を感じた」と解釈していればすれ違いは起こらない
Bが明示的に「私は発言Xに侮辱の意図を感じた」と発言していてもすれ違いは起こらない
両方がズレているからすれ違いが発生する
こう解釈された場合、同じ表現のものが
Aさんにとっては明らかにFalse
Bさんにとっては明らかにTrue
という理解をしたnishio.icon