5つのなぜ
トヨタは5回は「なぜ」と考える
「なぜなぜ5回」ともいう
Five whys
https://online.visual-paradigm.com/repository/images/f12cea7b-aa62-407b-9e8c-00d0842ee2b9/block-diagram-design/5-whys-worksheet.png
最近はTwitterなどの場で「"個人の技量不足"、"ケアレスミス"などをもっともらしく指摘するために用いられがち」と批判されやすい気がするzatto.icon
元々、問題解決のフローから属人的な要因を減らすために活用されるべきと思うので、むしろそこから一歩踏み出すのが本質なのでは……?
誰でも思いつくことから一歩踏み出すのが、4つ目の「なぜ」ですね suto3.icon
さらに、そこから隠れた真の原因を見つけ出すのが、5つ目の「なぜ」
5回という回数に意味があるんですね(経験則だけど) 5つのなぜは、昔からちゃんと使い方を理解して、正しく使わないと効果がないよと言われていたような suto3.icon
Twitterでいい分析を見たのだけどブックマークしてなかったみたいでどこに行ったかわからなくなったnishio.icon
あった
pokamaru3 上司「“だから”で元に戻せない“なぜ”は、因果が切れてる。分析として破綻してるから、最初からやり直し。」 https://pbs.twimg.com/media/G28URn1bEAANPTr?format=jpg&name=900x900#.png
教えてほしいのですが、ここでいう「因果が切れている」というのはどこの階層のことを指していますか?
変な絡み方してすみません・・・
(暇だったので)ちょっと真面目に考えました(笑)
特に3と4回層目ですね。
一階層目は
・遅刻した→(なぜ)→寝坊した
・寝坊した→(だから)→遅刻した
時間要素で結果と要因が繋がっているので因果関係があります。
2階層目は
・寝坊した→(なぜ)→夜更かしをした
・夜更かしをした→(だから)→寝坊した
結果(時間要素)と要因(時間的行為)で因果関係がありそうですが、夜更かしという行為をしても起きれる場合はあるので、
繋がりがありません。
リスク因子ではあるが、因果関係にないとなります。
例えば、寝坊(時間要素)に対しての要因は、睡眠時間が足りない(時間要素)とするか、起きる時間に気づかなかった(時間要素)と次元を合わせるのが正しいかなと思います。
3階層目は
・夜更かしした→(なぜ)→深酒した
・深酒した→(だから)→夜更かしした
結果(行為)と深酒(行為)で、1番因果関係がなく、並列事象になります。
なので3階層目は削除です。
4回層目は
3階層目と同様に並列事象
5回層目は
ストレスが溜まる(状態)と“論理詰めしてくる”(行為)に因果関係があるのでここは文言だけ直せば成立します。
因果関係というのは原因から結果の時間的関係はつながるけど、その逆はつながらないですよね。よって「なぜ」と「だから」がつながるのは因果関係ではなくて相関関係であり、よって再現性が低いから分析にはなりえないということかなと認識しました
相関性の中に因果関係が含まれると言った方が近いという認識です!
このような因果関係の分析については、何か書籍で勉強されたイメージでしょうか?
pokamaru3 私は職場で叩き込まれた側なので、書籍からというわけではありませんが、振り返ると、なぜなぜ分析の本は役に立たない、数学Ⅰの教科書は基礎として結構役立つ、仕事としての応用なら因果推論入門系ならなんでも一冊読むとかなり理解深まると言った感じです。 pokamaru3 個人的意見ですが、なぜなぜ分析は、事実に基づいた展開をすべきという視点があります。 (事実に基づかない仮定の話は嫌われる傾向にあります)
そうすると原因に対しての結果に帰着する「だから」が望ましいという考えです。