支援者が支援対象となる弱者を可視化するために造語する事例
from 2026/06/15
hoagecko.icon
支援者が支援対象となる弱者を可視化するために造語する事例
弱者語
弱者語の差別語化
これ、よく差別語になる気がする
table:弱者語の差別語化
ことば 造語時の意図 差別語になった経緯
ニート・NEET 元々はイギリスで支援者が使用 2chあたりで差別語化?
発達障害 1963年にアメリカで法律用語として作られた 池沼の代替語として差別語化?
弱者男性 マスキュリズムとして(弱者)「困窮女性」のカウンターとして造語 いわゆるツイフェミが「アンフェ」と同義の語として用いた
インセル 「パートナーのいない男女」を意味することばとしてカナダ人女性が考案 「女性蔑視の男性」として4chanから差別語化
Spastic / spaz 医学用語だった イギリスでは障害者に対する最大級の侮辱語に
痴呆症→認知症→物忘れ (外来)の変遷を思い出す
hoagecko.iconは物忘れ外来と言い換えるハックが未来の老いた現役世代にも効くのか気になっている
不謹慎かもしれないが…
GoogleのAI検索に訊いたらドンピシャな言葉があると教えてくれた
The Euphemism Treadmill
The English Cowpath: The Euphemism Treadmill - replacing the "R-Word"
どちらかというと、hoagecko.iconの主張とは周期的に起こると指摘している点が違うか
hoagecko.iconは造語の段階に着目し、こちらの語は周期的に起こる点に着目している
hoagecko.iconの視野が長期的なこれに比べ短期的に過ぎることがわかるな
この表の中の「おたく」にはなんか違和感taktamur.icon
身内ネタ的な所から自然発生してたように思えて、スタートは「弱者の可視化」ではないと感じた。taktamur.icon
確かにhoagecko.icon
撤回.icon
多分、「ポジティブな用語として復権した事例はあるか」と考えていたら混乱して入れたんだと思いますhoagecko.icon
なるほど。その視点だとおたくも入り込みますね。taktamur.icon
元の文
おたく そもそもの「おたく」のコミュニティで使用 宮崎勤事件 サブカルが主流に
表の部分にあった
ポジティブな言葉として復権したオタクがいかに特異かわかる
もはや過去の「おたく」とは別物で、陽キャのにわかオタクに語義を・アイデンティティを奪われた、とも見なす人もいるけれど
(任意の補足として)俗語としての「ニート」と本来の文脈で使われていた「NEET」はかなり意味合いが違った記憶nyarla.icon
もしかすると知っている人もいるかと思うけど、その当時の様子を見ていた当事者として書けることを書いておきます
書いていたら話が長くなってしまった……
もともとのNEETは Not Education, Employment or Traning の略
経済的困窮や社会的な困難によって学業に就くことも職も得られず、職業トレーニングも受けられない若者を指していた
確かイギリスあたりだったかな?使われ始めたのは
この辺りは Wikipedia に掲載されていた
ニート - Wikipedia
あとこの社会的困窮には傷病によるものも入っていたと記憶していて、当時のnyarla.iconもこれに該当していた
本来は若年・青年層の経済的・社会的困窮に対応するために使われていたのだけど、これが日本に入ってきて変質した
他の国でも変質しているかどうかは分からないけど、日本の場合「穀潰し」的な意味合いを含むようになってしまった
この状況に対して一部の言論人は当時から問題視していて、こういう書籍も書かれていたりする
Amazon.co.jp: 「ニート」って言うな! (光文社新書) 電子書籍: 本田 由紀, 内藤 朝雄, 後藤 和智: Kindleストア
この書籍は昔買って読んだ記憶があるけど、中身までは忘れてしまった
既に処分してしまったので手元にも残ってない
確か記憶している範囲だと、NEET の表す深刻な状況を「穀潰し」の話のように扱うな、だったかな……
ここの辺りあやふやなので、元の主張を知るには上記書籍を読み返さないとダメそうnyarla.icon
nyarla.iconが覚えている限り、入ってきた当初は真面目な文脈で入ってきたはず
それと同時に、ネットに限らず「穀潰し」の意で使う人間が居て、その流れで日本の「ニート」の意が確定していった
という流れだったと思います
Wikipedia を見てて思い出したのは、ネットミームとしての「ニート」は 2ch 発かもしれないけど、その前に言論人などによる下地があって、そこへネットミームが折り重なった結果、今の「ニート」の意が確定していった、という流れだったかな
ここから下はnyarla.iconの私見
他に覚えていることと言えば、この言葉が入ってきた当時は「職がない・職に就けない若者」に対して日本の世の中は冷酷だった、という感じです
その当時、nyarla.iconより上の世代である就職氷河期時代の人に対しては特に冷酷で、今でもそれが続いている印象
社会的な事情や傷病的な事情が顧みられず「職に就いてないなら働け!穀潰し!」みたいな扱いが普通という状態だった
この前後で「ブラック企業」というワードが有名になったり、その後で「ワーキングプア」という言葉も出てきた
ただ、この辺りも流行り言葉として消費されただけで、実際に若者への効果がある失業対策がされたかというと……
今でも氷河期の人の中で経済苦から脱せていない人がいるのが現実
氷河期の世代の人がネットに零している怨嗟を見る限り、救済はおろか「社会のお荷物」扱いが未だに続いている
この世代の低賃金・低年金への救済策が課題視され始めているけど、該当世代からは「今更遅い」と言われている
という状況があります
nyarla.iconの場合、この世代からギリギリ下の世代ので氷河期の当事者ではないんですが、当時の空気感はこんな感じでした