期待値をコントロールしない
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期待値は基本的にコントロールした方がいい。
たとえばこの記事
最初の100日でもっともしてはいけないことで共通するのが「華麗にビジョンを語り戦略を策定して期待値をあげること」はしてはいけない。逆に最初にすべきことはなにか?「勉強マシーンになること。具体的には資料を読み人に会って話を聞きまくる」こと。つまり最初の100日は「口はほどほどにして耳と目と足を動かせ」ということだ。
これとか
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4月から週2で新しい職場で会社員業務委託として仕事をすることにした。
前職で期待値コントロールに失敗しているし、
新しい職場も結構飛ばしすぎたので心配していたけど、
2ヶ月居て、今のところうまくいってそう。
が、
エンジニアの規定の単価の上限を若干オーバーする単価交渉をやったり、
ハードルは限界まで高くあげており、
期待値コントロールをやってないかのようなセオリーに反する動き、をしている。
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うまく行った時と行かなかったときを比較して考えてみる。
エンジニア組織なので、相対評価が効く
うまくいかないとき
高度なこと(不確定性が高くて結果が見えづらい)をやっているのに、評価する者がエンジニアではない
そもそも相手が「不確定性の高さ」という基準をもってなかったりもする。
「なにができるか」がピンとこないので要求が際限なくあがっていく
うまくいくとき
周りのレベルが高いので、評価しやすい(何をやっているか理解されやすい)
どれくらいのパフォーマンスが出せているかの、比較対象が周りに存在する
同じ職種をやっている限り、期待が現実的な範囲に収まる
心理的安全性が高い、職場の雰囲気が良い
うまくいかないとき
評価者が「悪いところ探し」をする。
周囲も評価者に合わせた動きをする
うまくいくとき
働きやすくなるように上が環境を整えてくれる
周囲が評価して、良い評判を上にあげてくれる
出力を安定させる
週2で毎週、「セルフで見える成果としてのゴールを決めて達成する」をやり続けている
出力が安定しているのでそれ以上を求められにくい
裁量が大きい
うまくいかないとき
仕事の進め方を細かく指示される。筋の悪い方針に対して、やり方を変えようとすると、失敗と見做される。
うまくいくとき
十分に検討する裁量を与えられる。自由なペースで進めることができる。
まとめ
うまくいかないとき
大量のタスクに追われるが可視化されず、正しく評価はされず、要求は際限なく大きくなり続け、高難易度・不確実性の高いタスクに押し潰される
うまくいくとき
仕事内容が正しく評価される場所で、向いている仕事のやりかたで高パフォーマンスを安定して出し続けている
結局期待値コントロールって他人の気持ちを動かす話なので、
自分を評価してくれる人たちがいる良い環境に行こうねっていう話
なんか、他にも一回ハードルを高くして、そこを超えることで評価を上げる、