1メッセージは、閉じた文章の最小単位として切り出す装置
執筆における「シェイクの終わり」
シェイクは、閉じた中で開いている。
コンセプトが閃く。
誰に向かって、どんなメッセージを発するものなのか。
コンセプト=アウトラインの最上位階層。
これが明らかになることで、開き続けていたアウトラインが収束に転ずる。
コンセプトは、その物語をクローズさせる装置。
文と文章と原稿はフラクタル
『数学文章作法 基礎編』「たったひとつの伝えたいこと」
本も1メッセージに向けて書かれる
1つのメッセージを伝えるために各文章が差配され、調整され、按配される。
本の構成(アウトライン)がツリー構造で表現されるのもこれがあるゆえ
これと同じことを、1メッセージで書くときにすればいいのではないか。
つまり、1メッセージは、閉じた文章の最小単位。
Atomic。
本という大きなものやと、開きつつ進めることと、閉じるタイミングを必要とする。
Atomicは、単位が小さい。本に比べればすぐ閉じることができる。
簡単なわけではないけど。
単位が小さいので、切り出しやすい。
それが、1つのメッセージとなる。
考えたことをただメモする段階では、開いてる。
その段階では、どう展開もできる。
開いてるそれを、閉じた1つのものとして切り出す。
その思いつきを閉じさせる装置が1メッセージ。