バウンシング・ボール
https://www.youtube.com/watch?v=UC43OuwD8Ds
世界初のリリックビデオとしてしばしば語られるのは、ボブ・ディランのドキュメンタリー『ドント・ルック・バック』のオープニング映像として撮影された『Subterranean Homesick Blues』(1967)だが、楽曲に合わせて歌詞を表示させる試みとしては、フライシャー兄弟が1920年代終盤の時点で「バウンシング・ボール」と呼ばれるカラオケ画面的なアニメーションを公開している。 カラオケ映像のように楽曲の歌詞に連動してテロップ・字幕を表示させる試みは、実は1920年代から存在している。フライシャー兄弟は、映像に合わせて観客が一緒に歌える形式の映画「シング・アロング」を発明した。またそこに導入された「バウンシング・ボール」は、表示された歌詞の上をはねるボールによって、観客に次の歌詞を教える仕組みだった(細馬宏通『ミッキーはなぜ口笛を吹くのか』新潮社、2013年、pp.161-165) これミッキーはなぜ口笛を吹くのかに収録されていたの悔しすぎる。つまり5年以上前に知っていてよかった情報だった。
https://www.youtube.com/watch?v=L0MK7qz13bU
こういう歌詞の出し方