生業ではないプロジェクトこそ精神衛生のために適切に管理する
(倉下)効率的に云々じゃなくて精神的なものの、脳内メモリーの保全みたいな役割の方が多分強くて、いわゆるプロジェクトっていうものについてこの手の管理が必要なのはやっぱ扱いきれないからですね。脳だけではどうしたって。扱いきれないのにやらなあかんという責務感があるから、脳が必死に頑張ろうとしすぎてしまうと。で、それだけやってたら生活が成立するんだったらいいんですけど、これはそうじゃないわけなんですよね。「生活におけるプロジェクト管理」と呼んだのは、それが生業ではないからこそ、つまり片手間でやらなあかんからこそ、むしろ情報の保全はツールに投げちゃった方がいいし、そうすることで精神衛生上の安定を得られる。