慣れやサポートが乏しい仕事にはノートによる補助が必要
#160:生活におけるプロジェクト管理について
10:10
(倉下)例えば、今、現実社会、日本社会、企業で働いている人で、ほとんどメモとかノートを取らない人っていうのは現実にいると思うんですよ。リストを作らないとかっていうのは。いいか悪いか別にしてね、いると思うんですよ。で、その人達が全く仕事ができていないかというと、別にそれはできているわけですよ。それはそれなりに。優先順位を間違っていることがあるかもしれないし、ミスがあるかもしれないけど、仕事自体はできていると。それはなぜかというと、その人がその仕事をやり慣れているっていうのがあると、周りの環境がサポートしてくれるからっていうことがあるわけですね。
(中略)
裁量と責任が全て自分にかかってきて、長期的に大量の情報を扱わなければ真っ当に進まないみたいな、こういう環境において、プロジェクトを補佐するプロジェクトノートっていうものの存在は必要で。それは並行して言うと、プロジェクト管理と呼ばれるような、そこまで大げさじゃなくていいですけど、何かの手法みたいな考え方とアプローチの、このツールとアプローチの2つがない限り、ちょっと「わっちゃー!」ってなってしまうなというのはちょっと思いましたね。