3つのOS,6つの思想,n台のPC
tosuke.iconはLinuxデスクトップとかいうやつを(一応の)主軸となる環境として運用していたが,最近の動向として次のような問題があった。
macOSの(使用時間的な)台頭
開いたらすぐ使える・どこでも使えるといったモバイルデバイス特有の強みがあってかなりの時間使っているが,ディスプレイが1枚しか使えないなどの制約があるのでこれだけで戦うのは厳しい
Windows環境の必要性の増大
Windowsでしか動かないものを扱うことが増えた
VR周り
ALVRのLinux対応は?という声もあるかもしれないが,Virtual Desktopの質が高く,ALVRでは満足できなさそうではある
そもそも色々積み上がっている大変な環境にレイヤーを積んでトラブルシューティングを厄介にするなという気持ちもある
原神などのゲーム
その他諸々のWindowsでしか動かない(大体はレガシーな)ソフトウェア
これらの問題に対処するために環境を見直したい
1. Linuxデスクトップをやめる
Windowsで暮らす?
作業環境をVMとして用意して,その中にVSCode Remoteして暮らす
これはmacOSで何か始めるとそこで全部やらないといけない感じになる問題への対処として,他のアプローチでも使えそう
2. LinuxとWindows,macOSでそれぞれ別のPCを使う
ハードコストを考えなければ素直でよい解法
3. Linux上のVMでWindowsを立てる
2つくらい案がある
3. 1. PCIeパススルーする
Linux側はiGPUを使う
通らないことがあり,最悪GPUを売り替える必要も考えなければならない
nvidia製GPUはパススルー適正が高いように見える
3. 2. GPU仮想化する
ゲームができるレベルにするにはvirtio-gpu-vulkan(Venus)のWindowsドライバを書く必要がある
このアプローチは,3.1.ができたら3.2.も考えるという感じになりそう
3.1.もいくつか準仮想化的アプローチは必要になる
4. Windows上のVMでLinuxを立てる
dxgデバイスは現状OpenGLしか使えないので,Vulkanドライバを書く必要がある
メインの環境がVMの中,というのは微妙ではある
5. LinuxとWindowsをデュアルブートする
現状はこれ
hybernateを駆使することでより扱いやすくできるかもしれない