評価値ディストピア
佐藤天彦九段「やっぱり評価値ディストピアに監視されてるんで。自由な身動きが取れないんですよ、もう。その監視下の中で、このへんなら大丈夫かなと、匍匐前進で。いろんなところに赤線がこう、通ってるんで」
@twinforest: 「評価値ディストピア」という言葉がすごいのは、本来は人間の理想であるはずのAIの指し手が、現実には人間の自由意思を抑圧している状況を作り出しているという、本来の意味のディストピアをちゃんと含んでいるところだと思うの >佐藤はソフトの能力や数字の明快さを肯定する一方で、対局者が疎外される状況を危惧していた。「2人の世界観と合意された価値観が蚊帳の外に置かれ、俗に言う『人間同士のドラマ』が抜け落ちてしまいがちになる」。 https://t.co/yGsM9tELv6 評価値ディストピアに監視されて棋風はどんどん没個性になっていくだろうと言われている世界で、虎視眈々と棋界のトップを狙うB級1組で、決して自分を諦めず、これだけ自由に、誰が見ても「これは山崎隆之だ」と思える将棋を指して勝つ。