骨格
読み:こっかく
英語:skeleton
多面体や多胞体から全ての点と辺のみを残して2次元以上の要素の内部を取り除いたもの。早い話が針金模型。
名称について
「1-骨格」とも。
コクセターの文献の和訳では “骨格模型(skeleton)” と見える。(同じ意味かは未確認)
グラフ理論でいうグラフとして扱うには都合がよい。
実際、有名な多面体の名前の後ろに「グラフ」とつけるとその1-骨格(をとってグラフ理論的な変形を許したもの)の意味になる。
クラトフスキ(Kuratowski)の定理から、4次元(以上)の超立方体グラフは平面に辺の交差なく描けないことがいえる。 余談
骨というけど体の外から見えてる
文献
H.S.M.コクセター, 一松信(監訳), ほか3名(訳):『正多胞体 高次元正多面体原論』, 丸善出版(2022), 237ページ
“骨格模型(skeleton)”
グラフ理論のなんか