錐
読み:すい
英語:〔一般の錐〕cone, 〔角錐〕pyramid
名称について
接尾辞としては「錐」だが、単独で使うときは「錐体」とも。
4次元空間では、3次元に収まる図形 P に対して、P を底とする錐を作ることができる。
一般に「P 錐」の4次元体積は (1/4)×(P の体積)×(高さ) で求められる。
多くは P が多面体であり、そのようなときの「P 錐」を多面体錐と総称するならば、3次元人にとって初歩的な4次元図形である角柱錐、角錐錐などは多面体錐の一種である。一方で球錐、円柱錐などは曲面を含む。 (凸?)多面体 P の f 列が (V, E, F)=(a, b, c) のとき、「P 錐」は多胞体となりその f 列は (V, E, F, C)=(1+a, a+b, b+c, c+1) となる。 例
正20面体: (12, 30, 20) → CRFな正20面体錐: (13, 42, 50, 21) ところで、錐体を作るために底から離れたところに追加される1つの特別な頂点を何と呼ぶか。
「頂点」だと他の全ての頂点(vertex)と区別がつかない。
英語では apex と呼ぶことがある。
コクセター『正多胞体』(訳書2022)では「天頂点」と訳された。
中村義作のブルーバックス(1986)では便宜上「錐点」と呼んだ。 日比孝之『凸多面体論』(2022)では「頂上」と呼んだ。(36ページ)