交互選択
読み:こうごせんたく
英語:alternation ?
名称について
詳しく調べていないが「交互選択」は alternation の訳語だろうか。
その仮定のもとにこのページを書いている。
数学全般では alternation に「交代」「交代的」などの訳語をあてるのが常だが……。
多胞体の1-骨格が2部グラフであるとき、その片方の部集合に属する全ての頂点から作られる多胞体。 このとき4角形面は辺(線分)に退化することに注意。
また、どちらの部集合を選ぶかによって異なる結果が得られることがある。
コクセターはシュレーフリ記号の前に h を付すことで表した。
例
2n 角柱の交互選択は n 角反柱。
菱形12面体の交互選択は2通りあり、立方体または正8面体。
d 次元立方体(d≧3)の交互選択は d-demicube とか d-hemicube とかいう。
3-demicube は正4面体に一致する。
5-demicube は26個の4次元胞に囲まれた5次元多胞体である。4次元胞のうち、16個は4-単体(すなわち正5胞体)、10個は 4-demicube(すなわち正16胞体)。
truncated 24-cell の交互選択はねじれ24胞体になるらしい。 文献
Polytope Wiki: Alternation, コクセター『正多胞体』(訳書2022), 152ページ
「交互選択」と見えるが原語の併記なし
精読していない