インタラクティブなビジュアライゼーション
インタラクティブなビジュアライゼーション
(多くの場合多次元(多変量)の)データを分析するとき、いきなり「〇〇法」のような統計的な手法やモデルを適用するのではなく、まずはいろいろな角度からデータを見て、多面的な情報を得ることで、問題解決や仮説発見への示唆を得る、探索的データ分析のプロセスをふむことが重要 この「いろいろな角度からデータを見る」ためには、いろいろな記述統計を行う、つまり、数値要約やビジュアライゼーションを「探索的」に行う必要がある
このプロセスは「探索的」、つまり試行錯誤をともなうものであるので、いかに効率的・効果的にビジュアライゼーションを実現するか、ということが重要になる
BIツールの発展
以下は、Tableauの設立者が発表した、BIツールの基盤になったとされる論文 https://gyazo.com/43fc7543040e3181130617c533dd3ce0
BIツールでインタラクティブにデータを探索する
同じ多次元データに対して、フィールド(変数)の配置を変えて分析の切り口を変える、メジャーの集計方法を変える、ビジュアライゼーションの種類を変える、などなど、「このようにデータを見てみたい」と思ったイメージにあわせて、簡単にすばやく、マウス操作メインでインタラクティブに、ビジュアライゼーションを試行錯誤で変更していくことができる
以下はTableauで全く同じデータを異なるビジュアライゼーションで表現していった例 https://gyazo.com/acfdfe5abf24e24286110d4a76dc9a18
https://gyazo.com/cb37319f71e8b2ff7bf19085fb3e835a
https://gyazo.com/518bd334effedadb21776d29b0cc3861
https://gyazo.com/71c451c4edad3f88003037e0dc4bf7d9
マウスクリックで特定の要素をハイライトして、注目すべき点をわかりやすく示すことなども容易にできる
https://gyazo.com/590ae7c66da7b56ac040b4a5fdf0d2bb
上は、凡例の「赤井」をクリックしたときの例
フィルターを使うことで、データを絞って即座に再描画することができる
「学年」「ゼミクラス」を「フィルター」に入れて、「フィルターを表示」とすることで、画面右側にそれらのフィルターが表示される
https://gyazo.com/f51c2582fc5fe3851c06928949019455 https://gyazo.com/2b50cbd76cccbed6b2a2145d6c9cd7c1
各変数の取りうる値を選択できるようになるので、絞りたい値のみにチェックを入れると、ビジュアライゼーションもそれに応じてフィルタリングされて即座に再描画される
https://gyazo.com/00d89c3dfc0a399a73110f905887ef6a
Excelではピボットグラフで
RやPythonでインタラクティブなビジュアライゼーション
RやPythonなどのプログラミングでもインタラクティブなビジュアライゼーションが作れる 公式サイト
紹介・解説記事(一例)