即死
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即死
一般には、事故や事件、自然災害等の、外部から与えられた何らかの影響によってその場で、比較的短時間で死ぬことを指す。(…)具体的に「事後何分以内」などという定義があるわけではないが、よく言われるように「瞬間に死ぬ」と言うことは現実にはありえず (…) 、肉体が致死的な損傷を受けることにより短時間の間に死んだことを「即死する」と言っている。 [要出典] 例えば交通事故により大腿骨を損傷、大腿動脈を破損した場合、激しく出血をして、大方1分以内に失血死する。轢死などでの頭部切断や腹部切断では、数分間口や手足を動かしたりすることもある。これらを大抵「交通事故により即死した」と言うが、この場合でも、激しい出血によるショック状態、そしてそれに伴う意識喪失、連続した血圧低下など様々なプロセスを経ているため、決して「瞬間に」死んでいるわけではない。 _baku89.icon即死というと痛みもなく一瞬で死ぬイメージがあったけれど、定義上はそうでは無いらしい(要出典)。「即死と聞いて苦しまずに死んだだけでも救い」という遺族の方のコメントをよく耳にするが、実際には数秒・数分足らずとも、消えゆく意識の中で痛みを感じる時間があったと具体的に想像してしまうと辛いものがある。
映画でもよく、味方が戦闘機で特攻して爆発するシーンがあるが、実際には体が千切れるのか黒焦げになるなのか、ともかく何らかの致命傷を受けて死に至る過程がコンマ数秒の中でも確かにそこにあることを考えると、ケレン味で誤魔化しているようでいて中々グロテスクなシーンだなと思ったりする。