MEV
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マイナーやバリデータが得られるブロック報酬とは別に得ることができる利益のことを指す
MEV自体はマイナーやバリデータにとって収益を最大化することは当然のインセンティブであるため、根本的な問題はフロントランニングにあるということになる。このMEVとフロントランニングによってガス代は1000Gweiを超え、2019年と比較するとガス代は最大で200倍にも高騰した。 前提として、ユーザーがトランザクションの「バンドル」を介して、トランザクションの順序設定をマイナーに直接伝達する方法の「Flashbots」を理解する必要がある なんか「どのコインを利用してガス代を支払ってもいいよ」みたいなのがあったら、最も安い経路を探してやってくれるやつがある、それを選んだ瞬間に、一気に引き上げるみたいな感じtkgshn.icon
Ethereumにおいて主としてマイナーがトランザクションを任意に含めたり、除外したり、並べ替えたりすることを通じて得られる利益のこと MEVはマイナーが生成するブロックに含むトランザクションを選択及び並び替えることで得られる収益のこと
Miner Extractable Value (MEV)とは、マイナーが生成するブロックに含むトランザクションを選択及び並び替えることで得られる収益のことである。例えば、分散型取引所の裁定取引botが送信したトランザクションをマイナーが検閲及びコピーし、マイナー自身によるトランザクションで置き換えることで利益を得られる。
/emoji/twitter.icon 新しいMEVを用いた攻撃トレーダーの取引を検知したら、即座にプールシェアの大きなLPを作る(下図)ことで、手数料収入を最大化する手法。トレードを検知→LP作る→トレードさせる→LP解除と言う流れなので、サンドイッチされているとも言える。https://t.co/P16aRbTkfq https://gyazo.com/3dc0e1dc613c1562f2d784becce31b2c
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MEVについて
パブリックであるトランザクションの内容をみて、処理されるトランザクションの順番を並び替え、得られる利益のことを MEV (Miner Extractable Value)と呼びます。最近では、MEV(Maximal Extractable Value : 最大抽出可能価値)などとも呼ばれ始めています。
例えば、設定されているガス価格を見て、それを上回るガス価格を設定した先回りするトランザクションを発行して利益をあげる「フロントランニング」も、MEVの一種といえます。 ユーザからすればMEVによって損することもあるため、これを保護するプロジェクトも多く出てきて、ここ1年ほどでよく取り上げられるトピックになりました。
とくに大手VCのParadigmはこの分野に積極的で、研究をしたりMEVを防ぐプロジェクトに投資をするなどしています。 対策
マイナーがトランザクションを任意に含めたり、除外したり、並べ替えたりする機能を通じて得られる利益であるMEVがもたらす、コンセンサスのセキュリティを脅かす負の外部性に対処すべく、Flashbotsが提唱するアプローチ。 2. MEV抽出を民主化することで平等にアクセス可能に
3. MEV利益の再配分
マイナーは通常、ガス代が高い計算からこなしていく。これによって(マイナー側の)利益を最大化している。
なので、マイニングをしてもらう側は高いガス代を提示すると、すぐに処理してもらう
しかし、Ethereumの仕様としては「順番はガス代順である必要がある」などは決められていない
「マイナーがトランザクションを意図的に選択したり並び替えたりしたら利益を得られるかもしれない」という仮説をもとにFlash Boys 2.0という論文が出た 1. MEVを民主化すること
MEVの独占を防ぐために、MEVのためのインフラを用意する必要がある 2. MEVに透明性をもたらす
3. MEVを再配分する
MEVを得ているのは、マイナーとFlashbots Alphaを利用したトレーダーのみ