300円ぐらいの、「超安くてなんとなくいい感じの生活雑貨」の台頭(fladdictのツイート群)
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300円ぐらいの、「超安くてなんとなくいい感じの生活雑貨」の台頭(fladdictのツイート群)
300円ぐらいの、「超安くてなんとなくいい感じの生活雑貨」の台頭。あれ、デザインやデザイナーのスタンスを可視化するお題として、とても面白いなぁと思う。つらつらスレに雑観書いてみたい。
マクロ視点で見れば、いい感じの廉価製品は、デザイン資源や生活品質の、再分配・民主化なんだと思う。富裕層に占有されてたものが、普遍化スケール化されたもの。だからマクロ視点では、「とても良いこと」かなと。世界の生活の中央は微減するけど、ボトムラインが大きく上昇する。 一方で、デザインやライフスタイルにおいて、ミドル帯〜トップライン帯にいた人の視点では、いいことはあんまない。むしろ後退に感じるはず。
ミドル帯以上は再分配される側なので、中途半端なプロダクトが良い品を駆逐するように感じるはず。富の再分配と同じ感じの構造。
デザインが民主化されて、多くの層に安く広く生活価値が届く… 。それは「非効率でスケールしないが良いもの」を殺す
1. ペイしなくなり消滅
2. 高価格嗜好品にシフト
3. 低価格帯にむけた産業革新
の大きな三択になるかなと。つまりミドル帯は、高級品か廉価品に二極化して中間がなくなっていく。