ハッカソンと起業と経営について by tkgshn
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高木俊輔(たかぎしゅんすけ)という名前です
想定する読者について
いくつかサービスを作るも、継続的な責任は負ったことがないし、ユーザーも友達とその周りみたいな感じ
たまにそういうのに興味を持ったりする
そもそも... 個人と法人の違い
有限責任: 会社が倒産したときなどに、会社の債権者に対して出資額を限度として、責任を負うということを指します。 つまり、会社がつぶれたときに出資したお金は消えてしまうが、それ以上は責任を負わないということです。 "法の上に成り立つ人"という概念なので、とてもいい
? 株式を使ってお金を集める
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東インド会社がつくられた時代は、大航海時代と呼ばれている。オランダやイギリス、そのほかヨーロッパの強国たちが、船で大海を航海して植民地を手に入れていった時代だ。当時は、航海に成功してアジアに無事たどり着き、アジアの香辛料をヨーロッパに持って帰れれば、莫大な利益が得られた。だけど、船をつくるには、巨額のお金が必要だったし、航海の途中で難破したり、海賊に襲われたりと、危険が常につきまとった。せっかく大金をつぎ込んでも、まったく利益にならないかもしれなかったわけだ。 そこで、もし船が災難に遭ったとしても、お金を出した人の一人ひとりの損失をできるだけ小さくできるよう、少数の人がお金を出すのではなく、大勢で出し合おうという考えが出てきた。そのため発明されたのが、株式だったんだ。
会社でやるべきではないもの・会社にするべきもの
マトリックスにして、ビジネスとアカデミックを分けてみる。(MITのRamesh Raskar氏より)
解決策が「わかる場合」「わからない場合」
問題が「明確な場合」「不明瞭な場合」で分けたのが画像1枚目。(ここでは6マス)
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問題も解決策もわからない場合は大学等で研究し(Invent)
解決策も問題もわからないまま、電球を開発する行為 = Univ/Labs
問題はわかるが解決策がわからない場合は企業等で研究開発し(Discover)
電球は開発されているし、それがどこに使われるかもある程度わかっているが、量産する方法がわからない場合は企業の研究機関で実用投入するために研究する = Industry / R&D
問題と解決策がわかれば起業・新事業等で社会実装し、普及させる(Deploy&Scale)(R&Dにも3つのレイヤーがあって、企業と大学が共同ですることもある)
開発も済んでいる・需要もある・量産する方法もある程度わかっているが、単価が高くてマーケットへ浸透させにくい場合は金融市場を利用する。事業投資をして、生産にかかる原価をさげ、社会に実装する
例外:もともと電球は開発されていて、何に使うかわからない場合は自転車や懐中電灯にしてみる = Find a Worthy Problem 枯れた技術の水平思考 領域にある程度(持続可能なビジネスが成り立つほど)のマーケットがあって、単価が高いのが理由で社会に浸透しないから金かけまくって生産性上げて単価落とせば浸透する
技術投資としてR&Dの中でも応用研究〜開発研究ぐらいのレイヤーで大量生産めざす。ラボから実社会に出られるかみたいな話、精度も含めて。
会社じゃないと出来ないこと
OSSなどをはじめとする、非中央集権の取り組みでは、より高次元な開発をしていこうとするとできないシーンがあると思う これは、金融市場と結びついているかどうかが大きいと思う
資金調達をする
そのお金を使って投資する
セキュリティなど、責任の伴うデータの取り扱い
法人化する方法
? そもそも法人にも種類がある
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営利法人
株式会社
合同会社
合資会社
合名会社
非営利法人
NPO法人
一般社団法人
一般財団法人...
いっぱいあるけど、大体が株式会社にたどり着くかも?
30万円ぐらい貯めて人に頼むだけで出来る
ソフトウェアを作ること、小さく試すこと
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実作業ベースで法人化して増えること
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どんどん確度をあげていって会社を大きくしていく
結論
ハッカソンから法人に成るのは、作業自体は簡単だけど予期しない課題にぶつかることは予測される
ハッカソンでうまくいったものをそのまま法人化するのは、もしかしたら「サンクコスト」かもしれない 作り切っちゃったソフトウェアをOSSにしたり、売却したりすることもある (ブロックチェーン上で合意形成をする仕組みである)DAOの中で組織を動かして、マネタイズする?みたい仮説もあったりする