人種間に遺伝的な差異によって不平等が引き起こってもいいことにはならない
人種というカテゴリーに生物学的に正当な根拠はないけど、人種間に遺伝的な差異がないと主張することは少なくとも間違っている。
よって人種間の平等を実現することへの道徳的コミットメントは、人は遺伝的に同じだから、というものであるとすると、それは簡単に崩れてしまう。
よって差異はあるものと考えたほうがいい。
遺伝的差異が人の形質にどんなに強く影響していたとしても、その形質が身体的なものであれ精神的なものであれ、そんなことには関係なく、全ての人のためになるような社会にしていくべき。