うちあわせCast「アイデアをインボックスに入れると……」への感想
takahrt.icon takahrt(タカヒロト)が書きました。
1時間余りのトークの全体に流れるテーマのひとつが「インボックスのありかたは単純にコレというものではなくて、色々なものがある」ということだと思いました。
だから必ずしもひとつの形にこだわる必要はない
ひとつの例として「デイリーインボックスがある」と紹介された
そのように解釈しました。
ところで、以下の様な話がありました。
「アイデア的なもの」をGTDのインボックスにいれると、うまく処理できない
倉下さんは事例をまじえて「アイデア的なもの」をインボックスにいれてGTDの処理にいれると、見返すことがなくなるなど困った点を話していました(24:00あたりから)
処理で、アイデアはアイデアノートに移すのをやってみた(ダメでした)
アイデアは一定期間(目に付くように)インボックスに残すのをやってみた(ダメでした)
後半のほうでTak.さんと倉下さんは「もしGTDのインボックスに入れたアイデアを処理するなら」という対話をしてました(46:20あたりから)
アイデアというプロジェクトを作ったらどうか
いや、実行できないものはプロジェクトにはできないのではないか
等々。
これらは「GTDのインボックスにアイデアを投げ込むのは、その後の処理がやりにくい(忘れるなど)」とおふたりが話してるように感じられました。
それを否定するつもりではなく、もしインボックスシステムとアイデア管理がなじまないとするなら、それはどうしてなのか興味を持ちました。
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「あれ? 書籍やウェブ公開された動画などで、デビッド・アレン氏はアイデア(らしいもの)をインボックスに突っ込んでいるよな」とも思いました。
アレン氏がマインドマップを描いてインボックスに突っ込むエピソードが残っていることからも間違いではないと思います。
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そこで週末の夜、小一時間ばかりメモを作って考えてみました
GTDではアイデアを管理するのには向いてないのか
タスクは処理できるけど、アイデアは処理できない(ものがある)
GTDのシステムで「アイデア」の位置付けを確認しよう
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投稿の結論のようなものですtakahrt.icon
GTDのプロセスはボトムアップで下のレベルからコントロールしていくのに、アイデアは上から降りてくるからなじまないのではないかと仮説をたてました
rashita.iconこの仮説は発展させていけそうな予感があります。
実践者が使いやすいのかは別として、GTD本やアレン氏のインタビューなどでアイデアの管理方法はいくつか提示されています
アイデアのレビューは、かしこいリマインダーを活用するなどいくつかの手法がありますが、結局は実践者がやりやすい様にやるしかないと思います
見たくないときは見えないけれど、捨てないで消さない手法で管理するのがストレスフリーでは有効でしょうか
以上です。失礼しました。
『うちあわせCast:Tak.さんとタスク管理の基本について』の後半編が楽しみです。