新配列を学習する意味について
新配列関連で書きたいことがいろいろあり、もっとも書きたいこれから書き始めたが、これだけ読まれると僕が新配列否定派に見えるんじゃないかという心配もあるが…まぁ書きたいものから書くか 内容はわりと暴論な気がする
言いたいこと
terfno.icon 効率を求めて新たに論理配列を学習することには肯定的 👍
terfno.icon 速さを目的に新たに論理配列を学習することには否定的 👎
terfno.icon ただし qwerty ではタッチタイピングそのものができない場合、qwerty ではない配列で学習することによってタッチタイピングを習得、その場合には推奨したい。
入力方法そのものを拡張したものも新配列、あるいは代替配列と呼べる この記事では日本語と英語とプログラミングのための文字入力をし、日本語はローマ字入力をしているものとして議論する
物理配列と論理配列
キーボードには物理配列と論理配列がある。
ここでは物理配列を ANSI 配列 準拠とし、ISO のクソデカエンター等を考慮しなかったり、JIS かな入力の親指 Shift や、あるいは自作キーボード等に見られる親指にいくつかのキーが追加でアサインされているものを考えないものとする。 その上で、論理配列として QWERTY ではない新配列を新たに学習する意味について考えた。
新たに論理配列を習得するメリットは薄いのではないか
これは人類の環境適応能力の高さを示し、qwerty という非効率な配列でもそれを乗り越えるノウハウを蓄積し、修練し、鍛え上げられた成果だと思う。マジですごい。
terfno.icon は dvorak でランキングに居る人が言及したように「ひとたび慣れてしまった人は速さ目的で配列を替えるべきではない」にかなり同意している。 既に qwerty 配列でブラインドタッチを習得しており、それなりの速度でタイピングできるなら、今から新配列を習得しその速度に再び到達するまでのコストで、qwerty 配列へのさらなる適合と速度の上乗せのための練習をしたほうが遥かに努力の効率が良い気がする。 逆に言うと、それなりの速度でタイピングできない場合は違うとも言える
人によって qwerty への適合能力に差があるはず
どう頑張ってもブラインドタッチができるようにならないという人も居る
覚えられないというのもあるかもしれない
覚えてブラインドタッチもできるけど速度が出ないかもしれない
これはその人に qwerty 配列がマッチせず、また qwerty 配列によってタイピング能力が実用上問題のあるレベルで阻害されていると捉えられる
このとき、運指効率等を科学的に分析して制作された現代のコンピュータのための新配列でこの問題が解決できるかもしれない
本当に?
既に qwerty で問題を抱えているので、新配列を学習し、それを超えるためのコストの問題を踏み倒せると思っている
まだ qwerty に適合していないので、アンラーニングする必要もないしお得 新配列にこれから適合し速度を伸ばしていく素地があるとも言えるかもしれない
実際にそういう人に会ったことはまだないので、本当にそうなのか知りたい。
速度ではなく効率を求めている場合もある
たとえば qwerty で必要十分にタイピングできるとしても、qwerty で疲れるとか、もっと効率よくできるんじゃないかとか、いろいろ模索したくなる。
速さをある程度捨てられるなら、新配列を学習し、効率を手にするのも悪くないと思う