藤田東五
概要
トーゴ・フジタ/Tohgo Fujita
グラスゴー大学に私費留学中の1881年に導引機械と出会い、導引機械技師となることを決意。レッドギア卿の支援のもと、導引機械技師としての訓練を受ける。1885年導引機械協会の春の試験を通過。導引機械プログラムに和算 藤田家の祖は和算家でもある の技術を加え、グラフィックエンジンの改良に努める。Sangakuと呼ばれる画像処理技術を開発する。 プログラムなど
Sangaku
土地利用を改良するために、地図情報から土地の利用配分を最適化する。土地経営の効率化を図る目的で開発された。プログラムのチェックに算額を用いたことが、プログラム名の由来となっている。オリジナル第一号プログラムカルテは、故郷の神社に奉納されている。
Ogura-carte
基本となるプログラムを集めた100組のプログラムカルテ。2枚で1組となる。分割されたプログラムは、簡単な暗号化ともいえる。 日本の文化である小倉百人一首の意匠が付されている。
その一番目のプログラムは、Hello/worldである。
拡張用プログラムとしては、Honkadoriがある。
Puzzle box
藤田の家にあるプログラムカルテケースは、それ自体に仕掛けがある秘密箱となっている。 衣装箪笥のようであるが、そのまま開けることはできない秘密の仕掛けが施されている。 このサイズでの仕掛けがあるのは珍しく、大掛かりになるので特別な存在となっている。これには、日本の箱根地方で作られた寄せ木細工が施されている。 小田原の商家に嫁いだ東五の姉を訪ねた際に作らせたものである。 関連記事
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