倫敦市内で記録的な大雪
TDLimg.icon 先日の大雪は倫敦でも珍しい大雪であった。
倫敦市内各地では、雪に拠る転倒事故多数。死者も10人を数えた。 また、馬車による事故も100件を超えた。さらに鉄道も運行を見合わせるなどの被害に見舞われた。
今回の大雪は、近年にないほどの規模であり、その予測困難な事態に対する危機管理能力が試された。幸い、甚大な被害はなかったものの、現に死者も出ており、政府には天候悪化の際の市内の交通の整理、緊急連絡の必要性などを考慮してもらいたい。
また、導引機械による天候予測が可能かどうかもまた 今後の検討課題であろう。
現在 エディンバラ大学の導引機械による観測データの検証が行われているが、変わりやすい倫敦の天気のことでもあり、データから検証が可能かどうかも疑問視されている。同大学のアンドレ・ニコルズ教授(物理学)は、データを蓄積しさえすれば、天候予測は可能と見ているが、データの蓄積に関しては未だ確立していないとのことである。 関連記事
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