違法プログラムカルテか芸術か?
TDL.iconノーサンプトン・ロードにある書店のトーマス・パーカーが、プログラム・カルテを違法に複製して販売しているという告発があった。 告発によれば、意味不明な文字が記載された書籍が10ポンドもの価格で売られているが、これはプログラム・カルテのコードだという。パーカーは、これは芸術作品であり、文字の羅列に見えるようなものだが、見る人が何かを感じることができるという表現であり、導引機械技師でもない本屋がプログラム・カルテを作ることはできるわけがないと否定した。 確かに、文字と文字が不規則に並んだページは、意味不明な文章が続き、単語というよりも数文字単位で不自然に区切られている。
告発状では、これは、文字によってパンチカードを図式化したものであり、文字には意味はないという。この図式化された通りにパンチカードに穴を穿つとプログラム・カルテになるという。
いくつかのページで試してみたところ、導引機械は正常なプログラムとしては認識しなかった。しかし、部分的には動作する場合もあった。パーカーは、偶然の結果であり、これが事実であれば、どんなものでもプログラム・カルテになってしまうと反論した。 パーカーによれば、この芸術的な書物は、1000部作成され、すでに半分は売れているという。
パーカーはこれまでにも、いくつかのオリジナルの書籍を販売しているが、作家ではないという。
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