Action
概要
fastlane は、事前に用意された Action を組み合わせることで、モバイル開発における様々なタスクを簡潔に記述、実行できるようになっている。 現在利用可能な Action は下記のコマンドで確認することもできるし、
code:bash
# 利用可能な全てのコマンドを出力する
fastlane actions
# 特定のアクションの情報を出力する
下記の doc でも確認できる。
table:actions
アクション名 概要
scan iOS/macOSアプリのテストを実行する pilot アプリを TestFlight へアップロードする cocoapods pod install を実行する
Option
Action にはその実行に必要なオプションを受け渡すことができる。どのようなオプションが利用可能か?については fastlane action [action名] などでチェックできる。 オプションを指定する方法はいくつかあり、以下の優先度で採用される。
1. CLI の引数 (gym --scheme Example) もしくは Fastfile 上の指定 (gym(scheme: 'Example')) 2. 環境変数 (GYM_SCHEME)
3. 専用の設定ファイル (Gymfile 内の scheme 'Example') 4. デフォルト値 (gym の scheme であれば、Appfile 内の app_identifier になる) lane_context は、組み込みの Action にて出力値を格納するのに利用されている。例えば、ビルドの実行を行う Action である gym の doc をみると、下記の 4 つが lane variables として記載されている。これらは、lane 内の別の action から lane_context[SharedValue名] で参照できるようになっている。 table:lane_variables
SharedValue Description
SharedValues::IPA_OUTPUT_PATH The path to the newly generated ipa file
SharedValues::PKG_OUTPUT_PATH The path to the newly generated pkg file
SharedValues::DSYM_OUTPUT_PATH The path to the dSYM files
SharedValues::XCODEBUILD_ARCHIVE The path to the xcodebuild archive
カスタムアクションの作成
Git 関連のヘルパーアクションは牡蠣に色々揃っている