工学的アプローチ
引用元が「学習」に関する論文であることは、初めに断っておきます。
教 師 の 意 図 的 な 計 画 化 、 組 織 化 に 基 づ く 「工 学 的 ア プ ロ ー チ」と呼ばれるもので ある。
「工学的アプローチ」の典型的な手続きは以下に示す通りである。 最初に一般的目標が設定され、次に具体的な特殊目標へ と分節化され 最終的に行動的目標 (behavioraob1jectives )へ と明確化される。最初の一般的目標は、要求評定 (need assessment )によ り定式化され、行動的目標は、 測定可能なものとして位置づけられている。次にこれら一連の 目標を達成するために、教師が教材 のプールから適切な教材をサンプリングし、 教授・学習過程上に計画的に配置する。その後、学習 活動は定形化された既定の コースをたどりゴールに到達する。「工学的アプローチ」の評価は、客観性、妥当性、信頼性が要請されるため、一般化された規定概念並びに一定基準を設定する必要が 生じる。そこで行動的目標に対する到達度を、順序尺度、間隔尺度、比率尺度9)のいずれかを用いて客観的に測定し、序列化、数値化、数量化することにより評価する ( goal−based evaltiation )。
工学的アプローチと対になっているアプローチ
出典