羅生門的アプローチ
「羅生門的アプローチ」の典型的な手続きは、一般的目標の設定から始まる点は 「工学的 アプローチ」と同様である。しかし次に特殊目標へ 分節化するのではなく、「専門家としての教師」 の経験並び技術・技能を生かして、創造的教授・学習活動 (creative teaching−learning activities) へ と移行していく。そして当初に設定した一般的目標に関わる側面に限定せずに、その活動によっ て ひき起こ された全て の事象を観察し記録する。評価はそ の記録に基づき、全て の事象を対象に 「目標にとらわれない評価(goal−−fre eevaluation )」が為される。 従って、事例・個別研究(case method )が重視され、多面的な観察によるあらゆる事象が評価対象として受容される。その効果 は 創 造 的 教 授 ・学 習 活 動 に フ ィ ー ド バ ッ ク さ れ 、 無 限 の 側 面 を 有 す る 。 出典