「プロジェクト」をどう解釈するのかの違い
玄武.iconフリーライティング的なメモ←あえて書く必要もないのかも
勝手に想像でものを言って失礼しました。
私はnext project(つぎにやる複数タスク)に区別なくいれてしまっています。
https://gyazo.com/be747eb2f9d499301af3de93ab6f80b9
(系統立たないですが、
毎日のように自分の価値観を書き下したものを復唱しているので見るときにはしっかり結びつく…)
(next projectというフォルダに
複数タスクを持ったプロジェクトを入れてしまっています)
勝手に想像でものを言って失礼しました。
どのあたりがそうだったのか自分がわかっていない。。。
next projectという考えは、いわれてみるとネクストアクションがあるのだから、たしかにありそうだが、思いつかなかったです。
GTD的にはたしかにネクストアクションはそれぞれのアクションだけが連なったリストであり、どのプロジェクトに属しているのかはレビューがあるのでわかるはずという解釈だったと思われる
OmniFocusはツールとしてそれが出ている(カバーしているだけ)
rashita.icon何が議論の議題になっているのか、ちょっと捉まえづらいですね。
next projectとprojectの違い、あるいはsomedayリストとの違いもよくわかりません。
GTDにおけるnext actionとは「次にとるべき行動」で、ここでの「次」とは、「二分以内でできることは、まずその場でやってしまう」という行為以外のことだと推察します。きちんと定義づけられているわけではありませんが、文脈から定義するならば、これがactionでしょう。しかし、それは管理する必要がないものです(だってやってしまうから)。
よって、next actionのリストは、実質的には単に行動のリストを意味するだけです。そしてそれらはprojectに属するものです。
それを踏まえれば、そのままnextをprojectにスライドさせるのはGTDの文脈では不自然だと思います。
(無論、それがいけないという話ではなく、言葉の定義が異なるので話が混乱するというだけです)。
別の視点から見れば、GTDおいては「今週取りかかるわけではなく、来週以降から行う行為群」の位置づけが、プロジェクトなのかいつかやることリストなのかが不明瞭、という問題があるのだと言えるのかもしれません。今週取りかかるつもりがまったくないならば、それがNext Actionリストに表示されるのはうっとうしいだけでしょうし、かといって「やる」と決めているので、いつかやることリストに入れるのは不自然な気がする、という点で。
takahrt.icon OmniFocusに限れば、GTDを忠実に再現しているわけでもないので、プロジェクトビューでNextという名称のフォルダを作って、プロジェクトを入れたり、アクションを入れたりはできます。
それだとGTDのワークフローからはずれてしまうじゃないか?という気は特になくて、いろんな使い方をする人がいるんだなと感心したり、面白がったりしています。きわめて個人的に。
Masaさんの場合、区別なく入れると示されているので、何かしらのバケツが用意されてると思いました。バケツはフォルダではなくてプロジェクトかも知れません。
私はnext project(つぎにやる複数タスク)に区別なくいれてしまっています。
このあと示された「価値観をもとに区別なく入れたものを結び付ける」様なツイートに感心しました
繰り返しになりますが、OmniFocusは、いろんな使い方をする人がいるんだなと思います
玄武.iconすみません、タイムオーバーで書きかけのうちにいろいろと追記をいただいておりましたので、また思考いたします。
next projectというものがあると仮定したら、どんなものが考えられるのだろうかと続けるつもりだったので、なにが議論の議題になっているのか、わかりずらかったのかなと思います。
そうこうしているうちにMasaさんから追加のリプライをいただきました。
「勝手に想像で〜」:「どうやら私はタスク狂のようでした」ということで、玄武さんはプロジェクトを階層にされていると想像しました。なので私は狂(プロジェクトを階層で管理するレベル)にはなれなかった、と申し上げたところですが実際はその管理はされていなかった…とわかりづらく失礼しました。
これは私のリプライの内容が悪かったので、謝らないといけないのは私の方です。
next projectなどと勝手なものを出してしまいましたが、件の「2018年版〜」のページでいう、「行動を起こすべき(今週、と解釈)」の中の「次にやるべきプロジェクトリスト(フォルダ)」について言っています。
こっちに、今週手をつけるプロジェクトを入れておくイメージです。
https://gyazo.com/0afc39c423221852180293ec0c4677ed
対して、いつか(来週以降のいつか)やるプロジェクトというのも当然あるわけで、
それは「いつかやる」の中の
「プロジェクトリスト」フォルダに入れて扱う次第です。(手をつけるわけでもないのに目に入ると邪魔ですよね)
で、おそらくscrapboxで混乱させてしまった原因は、私のprojectが小さいからと考えます。
例えば「ツイートする」projectは「文字を打つ」「送信する」。
そういう細かいレベルのprojectばかり取り扱っており、いわゆる(仕事などでいう)プロジェクトみたいな大きいものは作らないため、project自体がネクストだのネクストでない(someday)だのという考えをぶちまけてしまいました。
そして、いわゆる仕事のようなものの管理は「仕事aのアポ取りする」「仕事aの資料bを添削する」みたいな細かいレベルでプロジェクトをガンガン作っているため、「仕事a」というprojectは無いです。
ということで粒が細かすぎる管理をしているのが変態的要素なのかも(混乱原因1)
さらに、細かいがゆえに、扱っているprojectが今週(next)と来週以降(someday)を跨ぐようなprojectの想像がつかなかった(そういう運用をしてこなかった)ためでもあります(原因2)
なによりnextがそもそも今週なのか、時間関係なく?真に次にやることなのか、の解釈の相違がありましたね(原因3(主因?))
…と申し開きは以上であります。
お時間取らせました。
プロジェクトとネクストプロジェクトは一緒じゃないかなあと思いましたが、Masaさんのリプライにあるとおり、私とMasaさんとではネクストの解釈が違っていたのでした。
・任意の期間としての"次に(ネクスト)"なのか
・"前の=prev(previous)"に対する"次に(ネクスト)"なのか
MasaさんのOmniFocusでのnext projectの使い方
next projectというフォルダを作る
上記のフォルダに"今週"取りかかる複数タスクを持ったプロジェクトを入れる
Masaさんの「いつか(来週以降のいつか)やるプロジェクト」
Do(行動を起こすべき)
次にやるべきプロジェクトリスト←Masaさんの「いつか(来週以降のいつか)やるプロジェクト」
ここでは「いつか」の解釈の違いがありそうです。
ちなみに私玄武.iconのリストには、「いつかやる」しかありません。「行動を起こす必要がある」こともすべて「今から以降のいつか」(「今やっていること」と「いつかやること」しかない)という解釈です。
Do(行動を起こすべき)←ありません
Someday(いつかやる/多分やる)
プロジェクトリスト
なので、最初に「プロジェクトとネクストプロジェクトは一緒じゃないかなあ」と思ったのはこのためです。
ちなみにDo(行動を起こすべき)の代わりにデイリー(リスト・プロジェクト)を使います。
これで当ページタイトルが決まりました。
「いつか」をどう解釈するかの違い
では、本家本元のGTDではどうなっているのでしょうか
行動を起こす必要がないことを「いつかやる」としてるのでしょうか
Someday(いつかやる/多分やる)
プロジェクトリスト←GTDの考える「いつかやる」プロジェクト
あれ?上記サイトの「GTDワークフローOmniFocusを使った処理」だといつかやる"プロジェクト"は存在しないように見受けられます。(takahrt.icon 上記サイトとは?どこ?玄武.icon→【2018年版】OmniFocusの正しい使い方 我流を捨ててデビッド・アレンに会いに行こう http://nakapi.net/omnifocus/ です。なぜかiPhoneからしか見れないのですが、私だけでしょうか)(takahrt.iconPCからは見れません。https://archive.org/ 経由で読んでました。なるほどスマホから読めるなら、PC版Chromeのデベロッパーモードなら読めますね) ただの「いつかやる、多分やる」リスト/フォルダとあります。
公式のワークフローだとSomeday Maybe lists/folderとPossibe later actionがありますね。
行動を起こす必要がない
INCUBATE(ねかす)
Someday Maybe lists/folder
Possibe later action
date specific triggers(直訳:日付固有のトリガー)
Someday Maybe lists/folderがはたして「いつかやるプロジェクトなのか、ただのリスト・フォルダーなのか?
GTD本だといつかやるようなことは複数の行動群であるプロジェクトでありながらネクストアクションは考えません。
Someday Maybe lists/folder
ハワイに行く
倉庫を片付ける
見た目にはプロジェクトリストなので、これをいつかやるプロジェクトとしてみなしてもよさそうですが、文字通りとらえるならGTDには「いつかやる"プロジェクト"リスト」は存在しないかもしれません
このあたりは厳密にならなくても「いつかやるリスト」と「いつかやる"プロジェクト"リスト」は同義でよさそうです。
問題になるのは「今週取りかかるわけではなく、来週以降から行う行為群」のGTDでの位置づけです。
二通り考えられそうです。
Do(行動を起こすべき)
プロジェクト←「今週取りかかるわけではなく、来週以降から行う行為群」の位置づけ案1
行動を起こす必要がない
INCUBATE(ねかす)
Someday Maybe lists/folder(いつかやるリスト)
Possibe later action(直訳:後のアクションの可能性→意訳:あとでやるアクションリスト)
date specific triggers(直訳:日付固有のトリガー)←「今週取りかかるわけではなく、来週以降から行う行為群」の位置づけ案2
個人的には案2がGTDに忠実なのかという感じを抱きますが、この辺は個人の使いやすいほうの解釈でいいのかもしれないです。
ですが、上記のとおり他のGTDerと交流があると混乱するかもしれないです。
Possibe later action(あとでやるアクションリスト)に関係するProjectがいわゆるNext Projectということになりそうですが、Next(ネクスト)というと「次に(ネクスト)」をどう解釈するのかの違いもあるので、「あとの(のちの)プロジェクト」という解釈でもよさそうです。 倉下さんのおっしゃるとおり『GTDおいては「今週取りかかるわけではなく、来週以降から行う行為群」の位置づけが、プロジェクトなのかいつかやることリストなのかが不明瞭、という問題があるのだと』いうことになります。
余談
Possibe later action「あとでやるアクションリスト」なのか「いつかやるアクションリスト」のほうがいいのか少し迷います。
原文に忠実なら「あとでやる」でしょうし、いつかやるリストと連動して「いつかやる」を使ってもいいような気がします。
あとでやるのほうが日付が決められているという感覚をいだきやすいので、あとでやるのほうがいいのかもしれません。
余談2
GTDのワークフローの質問にあるIs it actionable?「行動を起こすべきか?」の質問も少し考える要素が必要? Masaさんへの返信内容をまとめます
まとめた実際の返信
上記のサイトにあったリストはGTDに沿えば間違いでした。GTDのワークフローに忠実にあろうとするなら以下のとおりです(抜粋)。
・Do(行動を起こすべき)
・ネクストアクションリスト
・プロジェクトリスト
・(INCUBATE(ねかす))
・Someday(いつか/たぶん)
・リスト/フォルダ
まあでもぶっちゃけ、人によっては使いにくいと思うので、自分の使いやすいように変えていきましょう。
いろんなGTDを知れて面白かったです。
Masaさんへの返信に至るまでの過程
まず大前提として、本家のGTDに合っていたら正しくて、合っていなかったら間違いだとは毛頭思っておりません。
むしろ本家のGTDだけでは不十分なところを補う必要があると常々感じています。
以上を前提にまとめます。
「勝手に想像で〜」:「どうやら私はタスク狂のようでした」ということで、玄武さんはプロジェクトを階層にされていると想像しました。なので私は狂(プロジェクトを階層で管理するレベル)にはなれなかった、と申し上げたところですが実際はその管理はされていなかった…とわかりづらく失礼しました。
これは私のリプライの内容がそのように捉えられても仕方ない内容だったので、謝らないといけないのは私の方です。こちらこそ失礼いたしました。
https://gyazo.com/0afc39c423221852180293ec0c4677ed
この中の紫色の項目を全てOmniFocusに構成することから始めます。
その下がOmniFocusのリストですが、この時点で紫色にない「次にやるべきプロジェクトリスト」ができています。
おそらくはSomeday(いつかやる/多分やる)の下にプロジェクトリストをつくったときにプロジェクトリストが2つできあがるので区別をつけるため、、、
いや、Do(行動を起こすべき)とSomeday(いつかやる/多分やる)を親アウトラインにしたことがそもそもの発端?
GTDのワークフローをアウトライン=階層型に押し込めることができないのかもしれない
ネットワーク型だったなら可能だった?
うーん、GTDにはプロジェクトは一つしかないだけかも
Is it actionable?「行動を起こすべきか?」のあとの振り分けだと、行動を起こすべき(=やる)分岐の先にしかプロジェクトは存在しない
行動をおこなさい(=いつかやる)分岐の先にはプロジェクトが存在しない
話を戻します。
ワークフローではSomeday(いつかやる/多分やる)の下にプロジェクトリストを作るようにはなっていなかった
Do(行動を起こすべき)
プロジェクトリスト
Someday(いつかやる/多分やる)
リスト/フォルダ
つまり、いつかやるの下にはただのリストだけが存在する
GTDのプロジェクトの定義
望んでいる結果
目的
行動を起こすべき複数のアクション
つまり、行動をおこなさい複数のアクションはプロジェクトではない
行動をおこさないということは「望んでいる結果ではないのだろう?」でしょうか。
お主が行動を起こさないと決めたのだろう?だったらそれは、お主が望んでいる結果ではないということなのだ。いつまでも未練がましく「やる」と言い張らずに受け入れるのだ。という天の声ならぬGTDの声
まるで行動主義者?のようです。
「いつかやるプロジェクト」は存在しない
これは面倒です。
プロジェクトAがあるとして、プロジェクトAのなかで、行動を起こすべきアクションと行動を起こさない(いつかやろうかとやったほうがいいかも)アクションが出てきますが、プロジェクトAは前者しか含まれないことになります。
おそらくそれらは一般情報や参考情報に振り分けられる
「そう、それがGTD…」といえばそれまでですが。
そうすると私がやっている以下のやり方はGTDでもなんでもないものと言えそうです。
Someday(いつかやる/多分やる)
プロジェクトリスト
ここで「やる」を勝手に補っているのではないかという可能性について考えます
アクションとネクストアクションとで意味が違うかも
アクションというのはただの行動・動作でそこに意思である"やる"は含まれていない
ネクストアクションというのはIs it actionable?「行動を起こすべきか?」→Yesのあとなので、次にとる行動でそこに意思である"やる"は含まれている
Someday Maybe listsは、Is it actionable?「行動を起こすべきか?」→Noのあとなのでいつか"やる"ではなく、「いつか・たぶん(未来)のリスト」という意味しかなさないのではないか
Possibe later actionについては、Is it actionable?「行動を起こすべきか?」→Noのあとなのであとで"やる"アクションリストではなく、「後のアクションの可能性」という意味で、そこに意思がない
ProjectについてもIs it actionable?「行動を起こすべきか?」→Yesのあとなので、「やるプロジェクト」と言えそうに思えるが、これはGTDの定義からすると重言になるのではないか。
プロジェクトというだけでGTDでは、そこに意思である"やる"は含まれている
これにNextをつけたNext Projectを考えるとこれは「次の(やる)プロジェクト」となり、GTDとしてはどこにあてはまるのだろうか。
どこにも当てはまらないのではないか
オリジナル
だいぶ遠回りになりましたが、GTDのワークフローに忠実にあろうとするなら
Do(行動を起こすべき)
ネクストアクションリスト
プロジェクトリスト
(INCUBATE(ねかす))←あってもなくてもいいが、あったほうがリストが面白くはなる
Someday(いつか/たぶん)
リスト/フォルダ
Possibe later action(直訳:後のアクションの可能性)
date specific triggers(直訳:日付固有のトリガー)
参考情報
ゴミ箱
上記のサイトにあったリスト(抜粋)はGTDに沿えば間違いとなります。
Do(行動を起こすべき)
次にやるべきプロジェクトリスト
Someday(いつかやる/たぶんやる)
プロジェクトリスト
玄武.iconまあでもぶっちゃけ人によっては使いにくいので、あとはどうぞご随意にといったところでしょうか。
投げやり?
続きとして表にまとめましょうか
玄武.iconタイトルを変えます
「プロジェクト」をどう解釈するのかの違い
玄武.iconちなみに上述に合った倉下さんの「GTDおいては「今週取りかかるわけではなく、来週以降から行う行為群」の位置づけが、プロジェクトなのかいつかやることリストなのかが不明瞭、という問題」は、"プロジェクト"が回答になりそうです。
「nextをprojectにスライドさせるのはGTDの文脈では不自然だ」はそのとおりで、倉下さんの感覚が合っていました。