「タスク管理を(意識)しなくても済む世界」を実現する
玄武.icon「タスク管理を(意識)しなくても済む世界」を実現する
もう少しスッキリさせて「タスク管理をせずに済む世界」でもいいかもしれません。
ハウストンは遡ること数年前、「USBを持ち歩かずに済む世界」を実現するという創業当時のミッションの完了を感じたという。その世界は、クラウドの普及により今や当たり前となった。
「その世界は、◯◯の普及により今や当たり前となった」
◯◯に当てはまる言葉は?なんでしょう。
「タスク管理」では矛盾していそうです。
なんとなく松下幸之助の水道哲学を思い浮かべます。
水道哲学(すいどうてつがく)は、松下幸之助の語録に基づく経営哲学である。幼少期に赤貧にあえいだ幸之助が、水道の水のように低価格で良質なものを大量供給することにより、物価を低廉にし消費者の手に容易に行き渡るようにしようという思想(経営哲学)である。
タスク管理チャレンジはタスク管理・GTDを突き抜けたその先にある「タスク管理を(意識)しなくても済む世界」に向けてのチャレンジという仮説です。
二つの方向性がありそうです。
一つは、世界をタスク管理を(意識)しなくても済む世界、タスク管理をせずに済む世界に変えます。
息を吸って吐くように、タスクを管理できる・目標を達成できる世界。
必然性の洞察ができるようになった状態がタスク管理を(意識)しなくても済む世界
再び同上の記事より
宇宙に目を向けている世界屈指の人材も、便利を追求し増え過ぎたツールに多くの時間を奪われている。この気付きを得て、スマートワークスペースの構想にたどり着いた。そのタイミングでDropboxは、会社のミッションを「スマートな働き方をデザインすること」に変更している。
「スマートな働き方をデザインすること」これがすなわち「タスク管理を(意識)しなくても済む世界」を実現に近づけるもののような気もします。
rashita.iconひねくれ者なので、非常にディストピアな世界を思いつきました。つまり、完璧な共産主義(計画経済)です。超高度AIの登場により、人は何も考えることなく、ただAIの指示通りに動けば、完璧な生産性が維持される社会。その社会では、タスク管理しなくて済むばかりか、人間がやってしまえば生産性にヒビが入ってしまうことでしょう。
これが望ましい世界なのかどうかは、哲学的に議論の余地が大いにありそうです。
玄武.iconなるほど、面白い方向性です。
メモ
タスク管理の喜び・タスク管理自体の楽しみ