Dアレン氏のGTDは「バージョン」があるのではないか
Dアレン氏のGTDは「バージョン」があるのではないか
玄武.icon今、まさに52の法則を読んでいる最中なので、なにか違うという感覚、わかります。
私も、なにが違うの?と聞かれると答えに窮してしまいますが。
下記の出版を時系列でみると、やはりGTDとしてのワークフローの型にする前の断片(アウトライン?)としての52の法則ということのような気がします。
そのワークフローにする過程で削ぎ落とされたものが、まだ52の法則には残っているのではと想像します。
(2019/3/9玄武.iconすみません、勘違いしていました。52の法則の前にはすでに仕事を成し遂げる技術としてGTDが出来上がっていたのですね)
takahrt.icon もともとは新聞か雑誌のコラムをまとめたものらしいです。その新聞などの媒体の色が付いているのかも知れません。
takahrt.icon 「次にすることリスト」はコンテキストごとに整理されている必要がある(p102)とさっき読んだのが、近著には見られなくて珍しい気がしました。
とにかく「整理しろ整理しろよしろしろ。するといい事あるよ」とアレンに言われる本です(p3〜p222)。
玄武.iconそうでしたか。私は、全面改訂版の方でコンテキストごとに整理することを事細かく説かれているように感じていました。
実際に自分がコンテキストで整理できていないということが引っかかっている部分があるので、余計にそう思えたのかもしれません。
52の法則をもう一度、コンテキストごとの整理についてどの程度説いているのかという視点でページを戻ってみたいと思います。
いがいと「GTD実践してます。アレンの書籍をよく読んで取り入れてます」という人でも、礎とする書籍が違うとバージョン違いになるのでは?と思いました。
実践者同士で意見交換してもバージョンが違っていて噛み合わないこともあるのではないでしょうか。
日本語版の書籍は何冊刊行されたでしょうか。4冊かな?
時系列に並べてから、勝手にバージョン番号をつけてみました。
仕事を成し遂げる技術 森平訳版(2001)v0.7
52の法則(2006)v0.8
はじめてのGTD 田口訳版(2008)v0.9
ひとつ上のGTD(2010)v1.0
全面改訂版 はじめてのGTD(2015)v2.0
ひとつ上(実践編)で一度完成したと思われるのでバージョン1.0。ここを基準にしてみました。
こうしてみると自分takahrt.icon のバージョンは0.8〜0.9くらいなんだなぁと思いました。
例「誰それさんはv1.5だからなぁ。私は0.85だからそこの見極めはちょっと違うんだよねー」
玄武.icon自分はどっぷりと1.0〜2.0だと思いました。
上記の例がそっくりtakahrtさん(0.85)と自分(1.5)に当てはまるのかもw
そのつもりで書きましたtakahrt.iconw
玄武.iconあれ、そうすると、自分とtakahrtさんとの見極めって違ってますかねぇ、また考えてみたいと思います。
takahrt.icon 今日ひとつ上のGTD実践編に目を通しましたが、自分は0.95くらいだろうかと思い直しました。
52の法則は入門編としても良い本なんですよね。これの前書き「日本語版解説」と第5章(最終章)「GTDの5つのステップ」〜「著者あとがき〜監訳者あとがき」を読むのがスモールマニュアルとして良いと思います。合わせても30ページ程度です。