#0197卅 時間が止められないのではなく関係性の更新が止められないだけな話
七番桟橋|卅の川のわたし舟
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【しゃべれるだけしゃべる】#0197 時間が止められないのではなく関係性の更新が止められないだけな話 from Radiotalk
このエピソードでは、時間の本質と関係性について深く考察されています。時間が止められないのは、常に関係性が更新されているからという視点が取り上げられ、様々な事例を通じてその意味が探求されています。また、更新され続ける関係性とその影響が考察され、時間の流れと個人の成長との関連性が示されています。関係性の更新が続く限り、人生は常に変化し続けるという見解が示されています。
時間と関係性の考察 00:03 脈拍と時間の関係 01:12 物質と不可逆性 02:40 関係性の更新と時間 05:09
時間と関係性の考察
優雅に始まり、のんきに終わる。
今日も時間が押してますけれども、今、午後2時半ですね。
3時の配信ですけれども、気がついたらこんな時間になっちゃいました。
ちょっとあれですね、やっぱり朝のうちにやらないと忘れちゃいますね、他のことやってるとね。
そんなわけで、今日の喋れるだけしゃべる197個目のエピソード。
時間が止められないのではなく関係性の更新が止められないだけの話というタイトルで、
これは時間定義というか時間の本質に関わる話なんですけれども、
時間は止められないのね。今2時半ですけれども、
ちょっと待てと、これがもし2時55分だったらあと5分しかない。時間を止めたいと言っても止められないよね。
これは時間が止められないんじゃなくて関係性の更新が止められないっていう、
これはわかりにくいね、関係性の更新が止められない。
例えば、私とラジオトークというのがあって、
そして世の中のね、一応、時計で動く時間があったりしてね、
これは、時間だと思ってるんだけど、本当は時間じゃなくて針が動いてるだけなんですけれども、
みんながそれを見て、何時だと思ってるだけなんですが、
そういう意味では関係性で成り立ってるんですね、時間もね。
時間があるわけじゃなくて関係性が常に更新されるからそこに時間が生じるっていうのが、これが時間の本質なんですけど実はね。
ところが面白いことにホモ・サピエンスはですね、
時間は流れてるって、この間Nonリニアとリニアの話しましたけど、
時間はリニア、線のように流れてるっていう風にイメージしやすいんだね。
これ何でかっていうと戻せないからね。
脈拍と時間の関係
時間は巻き戻せないからやっぱりこうリニアに流れるっていう風にイメージしやすいんだけども、
これは実はですね、何て言ったらいいのかな。
何て言ったらいいのかな、難しいな。
はい、まあ難しいんですけどね。
線で流れてるわけじゃないんだよね。
これ別に時間、線で流れてないんですよね。今ね。
ある意味、時間は止まってるんだけど、でも止まってないんだよね。
何でかっていうと関係性が更新してるからね。
例えばこの関係性は私の心臓ね、心臓が今バコバコ動いてるわけですけど、
これ止まんないわけですよね。
これは時間があるから止まんないんじゃなくて、
心臓は常に血流を流さないと死んじゃうから流してるだけで、
そうすると鼓動が1分間に何回脈拍打ちましたみたいな話なんだけど、
これは逆なんだね。
脈拍が先にあって後から時間が出てきたって何なんかしかよく分かんないよね。
脈拍があるから時間があるのね。
時間があるわけじゃないっていうそんな話なんですけど、
つまり関係性が常に更新されてるっていうのがそもそもあって、
事実としてあって。
それがだから時間のように思えるというね。
一泊一両ね。
例えば目をつぶって10数えて10だと思ったら手を挙げてみてくださいとか言って
自分の脈拍を数えたりしてね。
これはたまたま脈拍が最初から脈打ってて、
それが後からやってきた時間という10秒とかね、
そういう計測する記号になんだ。
あと印をつけられて、
今度は印の方から脈拍を測るようになるっていうね。
そんな風になんだかしか分かんないね。
とにかく時間が止められないんじゃなくて関係性の更新が止められないから
時間が止められないかのように感じるというね。
そんな話なんですけども。
喋れば喋るほど分かんなくなりますね。
しゃべれるだけしゃべる。
ということで時間が止められないので一生懸命喋ってるんですけど。
こうやって喋ってるからね。
物質と不可逆性
これを情報の付加逆的な更新とかいう言い方もするんですね。
つまり一回流しちゃった情報っていうのはもう戻せないんですね。
喋っちゃう。
喋っちゃったらそれはもう残っちゃう。
あるいは聞かれちゃう。
そうするとそこに関係性が更新されるわけだよね。
いわゆる上書きするっていうね。
上書きあるいはアップデート。
常にそういう運動を繰り返してるわけですよね。
情報もそうだし、ある意味物質も情報なんですけども。
常に関係性が変化していくわけですよね。
例えば目の前にっていうか見えないけども空気の粒があるわけね。
ここにね。
酸素とか二酸化炭素とか窒素とか浮いてるわけですよね。
空気で満たされてる。
空気があるから声が聞こえるわけね。
これ真空状態だったら声は届かないわけだよね。
なぜならば声、音っていうのは空気の振動だからだよね。
空気の振動だから。
だから私がこうやって声帯を震わすことで、
口を動かすことで空気を動かしてるのね。
動かした空気が空中を伝わってスマホのマイクに入ってって、
マイクがその空気の振動を感じてて、
私の声を感じてるわけじゃないんだよね。
私の声を感じてんだけど、
それは一旦空気というメディアを通って、
空気の振動がマイクに伝わってるわけだよね。
マイクは空気の振動を音に変換してるだけの話だってね。
だけの話だってよくわかんないね。
そんなことでとにかく関係性は常に更新されているわけですね。
そうするとそれがもう不可逆で更新され続けるから、
そこでそれを時間と呼ぶようになった。
まぁそんだけの話なんですけど。
そんなわけでだから時間が止められないんじゃなくて、
関係性の更新はこれは止めようがないんですね。
止めようがない。
例えば私がこれで死んでしまったとしても、
私が死んだ後にも結局生き残った人たちは関係性が残るわけね。
死んだ私はダビに塞がれて灰になって煙になって消えていくわけだけども、
でもその灰として残ったものはどっかにはいるわけだね。
どっかにはいる。
骨つぼの中にいるのか海に散骨されるのかわからないけども、
どっかにはいるわけでね。
粒子としてね。
だけどそれはもうすでに散逸しちゃうっていうか、
物質としては形を変えて粉々になってしまったので、
元の私にはもう二度と戻らない。
これが不可逆的な関係性の更新ですね。
今は私の中には炭素とか他にもいろんな有機物ね、
で成り立ってるわけ。
これ科学的な合成で言うとどうなるんだろう。
人体っては科学的に分解すると、
何出てきてるんだろう。
分子に分解するとね。
何か出てきてるな。
分子に分解できちゃうわけね。
だから死んで骨になって煙になって燃やされてっていうのは、
空気中に液体として放出されたり、
あと灰として残ったりとかね。
とにかくこの宇宙の中には存在はしてるんだよね。
存在はしてる。
線の化石になって飛んでるわけだよ。
だけど私というもう固着した実体、
固まった心臓を動かす肉体はなくなっちゃうっていう。
ただその時に構成してた物質はこの宇宙上にあるんだね。
宇宙の中にね。
まさに線の風になっているわけですけどね。
そこに私はいませんってことなんですが。
そんなことで、
関係性の更新と時間
私を構成している物質はなんだかんだ言いながら、
関係性が更新されて、
この世に生まれて、
食べたもので大きくなって、
それも関係性が更新されて、
だから人生という時間を過ごして、
関係性の更新が止まった瞬間に、
人生は基本終わるわけだけど、
でも本当は終わってなくて分子になって、
海の中漂ったりとか空気中飛んでたりするっていうね。
だけども意識もなければ脳もなければ心臓もないから、
何にも考えないというね。
そんだけの話なんですけど、
そんな話しかでございないね。
そんなことで時間が止められないのではなく、
関係性の更新が止められないだけってことで、
どんどん歳とっていくねとかよく言うんだけど、
歳とってるという言い方もできるけど、
これは関係性が更新されているだけであって、
必ずしも歳とってるわけじゃないんだよね。
関係性が更新されている。
関係性が更新されている。
更新されていく中で、やっぱり更新できない部分が出てきてくる。
更新できないんじゃない。
更新されてるんだね。
これは間違いなく更新されてるんだけど、
その更新のされ方が何と言ったらいいのかな。
人か老化と呼ぶものとして更新されていくってね。
何と言ったらいいのか。
ますます分かんなくなってきたね。
そんな感じで常に物事は動いてるわけですけども、
そんな中で時間。
時間よくね、
時間は流れるもの、
そしてよく共持性っていうの知ってます?
共にする時間って書いて共持性って。
これはその時間を止めて、
一旦止めてその空間だけで考えようって発想するんだけど、
そんな空間はないんだねこの世にはね。
止められた時間なんてないんだけど、
人間の頭の中にしかないっていうね、
妄想として存在してるんだけど、
でもそこだけで考えちゃって、
時間を切り離しちゃってね。
通時性って言うんですけども、
通時性、通すの時間ですね。
通時性と共持性をこう、
二つに分けちゃって。
通時的に考えれば、
共持的に考えればとか、
ホモサーフェース偉そうに言うんだけど、
この世には通時も共持もないんだよね。
実はね。
通時も共持もない。
共持もなければ通時もない。
あるのは日々のお通時と、
えり、えりという字を書いて、
えりを持つってね。
えりを立たすみたいな、
共持しかないっていうね。
共持と通時で生きているっていう、
ホモサーフェースはね。
そういうことなんですが、
これもまあ何の話か分かんないね。
で、
まあそんな形で、
これいつまで続けるんだろうね、
私もね。
だんだんだんだんこう、
朝の収録っていうのができなくなってて。
なんでかって言うと、
朝別の日課をやってるんだね、最近ね。
で、それやり始めちゃうと、
ついつい収録忘れちゃうっていうね。
で、いつもギリギリになって、
昨日なんか遅れちゃいましたからね。
あ、のんきに。
あ、のんきに終わりそうになっちゃった。
あと1分あった。
これね、よくないよね。
10分55秒になると焦るんだよね。
やっぱり、
なんでだろう。
ついつい、こう、のんきで終わろうとしちゃうんですけど。
ね、もうちょっとのんきに構えてりゃいいんですが、
やっぱりこう、12分というね、この、
止められない時間があるのでね。
しかもこれがまたカウントでこう、目の前にあるわけだよね。
で、これを見ながらこうやってるんだけど、
これはもう情報の関係性の不可逆な更新ということで、
どんどんどんどん更新されてって、
もう戻せないわけだよね、これね。
数字の上で戻しても、
まあ、戻らないね、やっぱりね。
で、何が起きてるかって言うと、
いろんなことが起きてるんですけれども、
まあ、一生懸命収録してんだね、ここにね。
で、レコーディングされて、上書きされていくんだよね。
で、上書きされたデータが、
インターネット上を通ってアップロードされていくっていう、
これも全部、関係性の更新だということで、
のんきに終わりたいと思います。
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