プロダクトデザインとサービスデザインの違い
単純に言えば
プロダクト
と
サービス
という
デザイン対象
の違い、でしかない。ただ、
デザイン対象
が変わるとアプローチが変わる。最も大きいのは"
プロダクト
は有形であるが、
サービス
は無形である"ということ。
サービス
も何かしらの形になるのだが、主になるのが
制約
(
ルール
)であることが大きい。それでいて
サービス
の
デザイナー
(所謂
サービスデザイナー
)は一般的な
職業デザイナー
というより、「どのように制約を定義して運用するか」によって様々な人々が
デザイナー
になる可能性がある。たとえば
行政
も立派な
サービス
なのだが、それらを設計し実装し運用しているのは(悪い意味はなく)何の変哲もない公務員の方々なのだ。また、
制約
を設計しつつ実装するという観点でいうと
プログラマー
にも職能の近さを感じたり、実務的な観点で言うと
Web
などの世界における
デジタルプロダクト
をつくる際に
プロダクトマネージャー
が仕様を検討するのだって、
サービス
を
デザイン
することに近しい。
サービス
とは多大に
定義
が揺れるのだが、そういった話は
サービスデザインの教科書
などの出典に任せたい。
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