高炉スラグ微粉末
高炉で鉄を生成する際にできる高炉スラグを急冷して微粉砕したもの
構造
二酸化ケイ素や酸化アルミニウム(III)の鎖状構造に、 酸化カルシウムや酸化マグネシウムが固溶されている
特徴
潜在水硬性を持つ
難溶性の構造をしている
塩基性の環境で硬化速度が速まる
高炉slag微粉末を用いたconcreteの特徴
cement量が減る
cementの代わりに微粉末をつかうから
Alkali骨材反応を抑制し中性化を進行しやすくする
塩基性のcementの使用量が減るから
普通ポルトランドセメントよりconcreteが緻密化し、各種の化学性能を向上させる
塩化物ionの浸透を抑制する
塩化物ionを固定する能力が高い
初期強度が普通ポルトランドセメントに比べて小さくなる
少しだけ発熱量が少ない
JIS規格では、比表面積によって分類されている
#JIS_A_6206
References
/takker-MBRC/高炉slag微粉末
スラグの種類と概要 | スラグ - Wikipedia
#高炉スラグ微粉末
#2021-05-12 14:43:17