集合の内包記法
集合を、その集合の要素全てが満たす論理式を用いて定義する記法
こんな感じ
$ A=\{a\in B|P(a)\}
$ \{\}の中を$ |で仕切り、左に要素とする変数、右にその要素が満たす論理式を記述する
$ |のかわりに$ :を使う流儀もある
ZF公理系では、特殊な場合を除いて右側が$ \bullet\in\bulletの形になっていないといけない
単なる$ \{a|P(a)\}も許可してしまうと、Russelのparadoxなどが発生してしまう
よく$ \{a|P(a)\}という表記も見かけるが、ZF公理系では集合と認められないので厳密に言うと避けるべき
置換公理で認められている場合だけ$ \{a|P(a)\}を使うことができる
$ \{a\subseteq A|P(a)\}や$ \{a\subset A|P(a)\}は問題ない
$ \{a\in 2^A|P(a)\}や$ \{a\in 2^A\setminus \{A\}|P(a)\}と同値だから
#2025-02-21 16:41:36
#2022-01-09 17:33:43