粘性抵抗つき物体の自由落下
from 1階線型微分方程式
空気抵抗つき物体の自由落下
$ m\mathrm{d}v=(mg-kv)\mathrm{d}t
$ a=m,$ b=mg,$ c=kを1階線型微分方程式#625cc6421280f000005bd38aに代入する
$ v=\frac{mg}{k}-Ce^{-\frac{k}{m}t}(-1)^{\llbracket mg< kv\rrbracket}\quad.\text{for}\exists C\in\R_+
わかりやすくなった
$ mg<kv
重力の効果より速く自由落下させたか、異様に空気抵抗が大きい環境で落下させた場合
重力より空気抵抗が大きいので、どんどん減速していく
$ mg=kv付近で安定する
$ mg=kv
最初から空気抵抗と重力が釣り合っている状態
そのまま一定速度で落ち続ける
$ mg > kv
静かに落下させたり、弱めの速度で落としたりしたとき
重力の効果で加速していくが、空気抵抗でだんだん加速が鈍ってくる
エネルギー収支
$ mv\mathrm{d}v=v(mg-kv)\mathrm{d}t
$ \iff \mathrm{d}\left(\frac12mv^2\right)=\mathrm{d}(mgz)-kv^2\mathrm{d}t
鉛直下向きを正にとっている
鉛直上向きを正に直すとこんな感じ:
$ \mathrm{d}\left(\frac12mv^2+mgx\right)=-kv^2\mathrm{d}t<0
つまり、エネルギーが時間に依存していて、時間が経つほど$ kv^2\mathrm{d}tだけ減っていくことがわかる
$ kv^2\mathrm{d}tが空気抵抗による熱や音エネルギーとして系外に拡散している
#2024-03-18 21:39:20
#2022-04-18 11:40:29