ラベル
議論のことを「メロンパン」と定義したっていい
区別さえできればどうとでもなる
実際には、ラベルから受ける印象を無視するわけには行かない 例えばMarkdownのことを「規格の定まらない軽量マークアップ言語」と定義したとする
この定義は意味の定義ではなく、この文字列をMarkdownという概念・対象を指し示すのに使うラベル・IDとして採用したという形式的な定義
markdownについて何も知らない人がこのラベルを見たら、「markdownはデメリットがある良くない言語」だと無意識に思ってしまうだろう
また、分かりづらいラベルや紛らわしいラベルも議論に支障を来す場合がある
例えばメロンパンに「3ef3a7」というラベルを付けたら、議論がかなり困難になる
「3ef3a7」という文字列を覚えられない
「3ef3a7」からメロンパンの意味を全く連想できない
クリームパンに「メロンパン」というラベルをつけるのも大混乱を招くだろう
ある集団の構成員(e.g. 日本語話者)の殆どが用いている定義から大きく乖離する
「餃子」とか「大丈夫」とかもそのパターンだな
中国語と日本語で意味が違う
「バイク」と「bike」もそう
References
メロンパンの例えはここから拝借した