SoM2-2022S-5
目標
5.粘土のせん断強度  正規圧密粘土の強度増加率の求め方を説明できるようになる。
内容
テスト
破壊時の間隙圧係数A値の展開などをやる
from SoM2-2022S-4
正規圧密粘土の非排水剪断強度
等方圧密じゃないときの話?takker.icon
https://kakeru.app/367b45ecbe745f46095940d9741dfc5a https://i.kakeru.app/367b45ecbe745f46095940d9741dfc5a.svg
なんで$ \sigma_3'が移動するの?
過剰間隙水圧がかかるからか?
e-logp曲線上の
有効等方応力成分$ \sigma_m'と有効偏差応力成分$ \tau_m'
正規圧密粘土では、粘着力$ c'が$ c'=0なので、$ \frac{c_u}{p_0'}=m\simeq\rm Const.となる
$ mを強度増加率と呼ぶ
$ c_uは非排水剪断強度
Mohr-Coulombの破壊規準に接している点の応力状態の剪断応力ではなく、降伏条件に達した時の最大剪断応力で定義される
$ p_0'は等方圧密時の等方応力
Mohr平面から$ \sigma_m'-$ \tau_m'平面に変換する
Mohr円を書かずに$ (\sigma_m',\tau_m')の経路を表せる
$ M:=\frac{\tau_m'}{\sigma_m'}
有効応力経路の導出
こんがらがってきたので、質問しつつ絵解きする
https://kakeru.app/b127e5e1c9ce109b9fe283c673913bb8 https://i.kakeru.app/b127e5e1c9ce109b9fe283c673913bb8.svg
強度増加率を求めることで、正規圧密粘土の剪断強度を、三軸試験をせずに求められるようになる
その場にある粘土にかかっている有効応力tensorだけ測定すればいい
予習
過圧密粘土の非排水剪断強度
応力履歴が発生するので、有効応力経路とe-logp曲線の軌跡が気持ち悪いことになる
正規圧密の場合は、過剰間隙水圧$ \varDelta u>0なので、有効応力経路が左向きにきれいに曲がる
https://kakeru.app/06b1b935aa64619a2eb297df718b8d39 https://i.kakeru.app/06b1b935aa64619a2eb297df718b8d39.svg
過圧密だと、途中で過剰間隙水圧が負に転じ、経路が右に曲がってしまう!
✅@2022-10-13T13:10D90 SoM2-2022S-5
#2022-10-20 13:18:25
#2022-10-13
#2022-08-12 20:07:38