ESE-2023F
table:basic information
Title 構造力学実験 (1組)
Title (en) Experiments on Structural Engineering60 (1組)
Schedule 2023年度前期 火曜3限、火曜4限
Course credits 1
Course code 9976219
K502
Descriptions
本授業では、班で協力しながら、材料力学1および2で学習した土木材料(主として構造材料)に関する力学的性質を、実験を通じて理解するするとともに、コンテスト形式の梁の設計によって、デザイン能力を身につけ、またその際の思考プロセスをわかりやすく説明する。
Objectives
材料力学の知識は、実際に部材の挙動を測定や観察によって実感することで、より確実に身に付けることができる。
主として単純梁を対象として、荷重に対するひずみや変位、変形曲線を測定 観察し、学んできたことと比較したり、梁を設計したりすることによって、知識を確実なものとする。
また、これらの知識や設計のプロセスを、相手にわかりやすく伝え、建設的な議論ができる力の基礎を習得することを目的とする。
また、設計においては倫理観も重要であることから、これに関する技術者倫理についても考える。
Outcomes
1.
平面保持の仮定に基づく、梁の圧縮と引張りを説明できる。
また、梁の断面2次モーメントの意味を説明できるとともに、それを計算できる。
2.
梁の変形曲線の概形を予測できるとともに、曲げモーメントの正負との関係を実感できる。
3.
梁のたわみ量の計算に基づき、設計条件を満たす単純梁を設計できる。
4.
チームで協力して結果を得ることができる。
5.
文章をわかりやすく構成し記述することができる。
6.
自らの考えを他者にわかりやすく説明できる。
7.
他者からの質問に答えることができる。
Course notes prerequisites
授業実施方法は LETUS で指示するので、定期的に確認すること。
病気等のやむを得ない理由により授業を欠席する場合は、学生本人(または家族)が、事前に担当教員(メールで)または土木工学科事務室に連絡すること。
また、電車の遅延により遅刻した場合には、交通機関のHPの遅延証明書を示すこと。
Preparation and review
準備学習:
各回の授業内容についてテキスト、参考書、および関連授業の内容で確認しておくこと。
実験の前には、口頭試問を行うので、適切に答えられるようにしておくこと。
復習:授業内容を復習し、レポートにまとめること。
Evaluation
課題毎にレポートを評点し、その合計点を評価点とする。
(実験結果予測シート提出時に行う口頭試問とブリッジコンテストのプレゼンテーションの結果もレポート点に反映する。
) レポート点は、提出期限より遅れて提出した場合は、素点の8割をレポート点とする形で減点する。
また、内容が十分でないと判断される場合は、再提出を要求することがある。
正当な理由なく1回以上欠席した場合には単位取得を認めない。
また、正当な理由のない遅刻は0.
5欠席として扱い、授業開始時間から15分を超えた場合は欠席とみなす。
4限の開始時間についても入室が遅れた場合には遅刻や欠席として扱うので留意すること。
学習 教育目標(F)と(G)のそれぞれに基づく到達目標を両方とも達成していることが単位取得の条件である。
レポートに基づく上記の評価点が合格最低点に達しない場合には、追加の目標達成度の確認を実施し、それに基づき単位取得を認めることがある。
【フィードバックの方法】 採点したレポートは、次の実験時に回覧する。
TextBooks
Plan
1. ガイダンス
実験の進め方を理解する。
土木工学における技術者倫理を理解する。
有効数字の概念を理解する。
梁のたわみの計算方法と座屈荷重の算定方法を学ぶ。
プレゼン・補習
⬜@2023-07-25T13:00D190 ESE-2023F-15