CCP-2023F
table:basic information
Title 現代における土木技術の役割と展望
Title (en) Current Practice and Perspective of Civil Engineering
Instructor 菊池喜昭, 出口浩, 小島尚人, 東平光生, 塚本良道, 二瓶泰雄, 佐伯昌之, 寺部慎太郎, 加藤佳孝, 木村吉郎, 仲吉信人, 栁沼秀樹, 髙橋駿人, 海野遥香, 柏田仁, 鈴木雄, 石丸太一, 森近翔伍 Schedule 2023年度前期 木曜1限
Course credits 2
Course code 9976410
K401
Descriptions
土木工学のすべての主要専門分野(構造 材料、地盤、水理、環境 情報、計画)を対象として、これまでに習得してきた各分野の知識に基づき、各分野の今日的な問題や最先端の技術等について、講義形式で授業を行う。
毎回の授業で小テストを実施し、各自で到達目標の達成度を確認する。
Objectives
土木技術に関する今日における役割や課題、今後の展望を学ぶ
各専門分野において、学部で取り扱う講義内容と現在の先端的研究レベル及び実務との関連性を俯瞰する
この講義を通して、土木技術全般に関する知識を深めると共に、技術者倫理を各テーマで考察し、今後の進路決定を含め技術者として成長するために必要な情報と知識を整理すること(職業教育 キャリア教育を含む)を目標とする。 以上の結果を論理的に記述する力を身につける。
Outcomes
各回の授業項目に記された内容について説明できる。
この内容に関する小テストにおいて、教員が定める合格最低点以上の点を取得することをもって、到達目標の達成と判断する。
※ 土木工学科が定める学習 教育目標との関連上記[到達目標] は、下記の主として関連する学習 教育目標に基づいている。
主として関連する学習 教育目標:目標(C) 土木工学の実務的な課題を理解し、それを解決するのに必要な知識を獲得できるようになる。
他の関連する学習 教育目標:目標(D) 土木技術が自然 社会に及ぼす影響 効果を理解し、その社会的役割と責任を認識し、技術者倫理に基づいて判断できるようになる。
Course notes prerequisites
土木工学科で提供している科目のうち2年時までに履修すべき科目を十分に理解していることを前提として講義が進められる。
また、主として次年度土木工学科の卒業研究に着手する予定の学生を対象とするため、履修は土木工学科の学生に限る。
Preparation and review
準備学習:各回の授業計画を参照し、これまでに学習した当該学問分野の復習を1時間程度しておくこと。
復習:各回2時間程度の時間をかけて講義内容を十分に復習し、習得した知識を元に「今後の土木技術者はどうあるべきか」について論じられるようにしておくこと。
Evaluation
外部講師の講演を除く毎回の授業で実施する小テスト等を総合して評価する。
小テスト等の実施、提出方法は、各回の担当教員の指示に従うこと。
外部講師の講演の際にはレポートを課す。
ただし、4回以上欠席した場合には単位取得を認めない。
[フィードバックの方法]小テスト等の提出には理大のe-learning system(LETUS)を利用することがある。
採点後、採点結果と必要に応じてコメントをLETUSを通じて連絡する。
講義内容等に関する質問は、各回の担当教員に直接連絡すること。
Plan
1 概論:学部教育の目的 限界及び院教育 研究の意義を理解する。
「地盤工学」の役割を説明し、今後必要となる研究を展望することができる。 2 「水文学、気象学」の役割を理解し、今後必要となる研究を展望することができる。 3 「環境工学」の役割を説明し、今後必要となる研究を展望することができる。 4 「構造工学」の役割を説明し、今後必要となる研究を展望することができる。 5 「河川工学」の役割を説明し、今後必要となる研究を展望することができる。 6 大学で行っている研究の事例紹介1
7 「橋梁工学」の役割を説明し、今後必要となる研究を展望することができる。 8 「国土情報工学」の役割を説明し、今後必要となる研究を展望することができる。 9 コンクリート工学」の役割を説明し、今後必要となる研究を展望することができる。 10 「交通計画」の役割を説明し、今後必要となる研究を展望することができる。 12 土質力学」の役割を説明し、今後必要となる研究を展望することができる。 13 実務としての土木工学を知ることで土木工学の役割と展望を説明できる。
14 「応用力学」の役割を説明し、今後必要となる研究を展望することができる。 15 大学で行っている研究の事例紹介2
Experience
東平:会社員(土木系)として耐震設計の実務経験と勤務実績を活かし、構造工学について講義する。
菊池:国内研究機関の研究員(地盤工学系)の勤務実績を活かし、地盤工学について講義する。
小島:会社員(土木系)及び国内研究機関の研究員(リモートセンシング系) の勤務実績を活かし、国土情報工学について講義する。
加藤:国内研究機関の研究員(建設マネジメント系) の勤務実績を活かし、コンクリート工学について講義する。
小野村:国内研究機関の研究員(気象系)の勤務実績を生かし、気象と災害について講義する。
柳沼:コンサルタント会社員(交通計画系)及び国内研究機関の研究員(交通計画系)の勤務実績を活かし、交通計画について講義する。
柏田:会社員(土木系)として水工学に関する実務経験と勤務実績を活かし、水工学について講義する。