配列の添字
配列の要素は添字と呼ばれる整数を用いて指定する。C言語では単に先頭要素からの順番を意味する値であったが、Pythonの配列では高度で柔軟なルールのもとに要素指定を行うことができる。
先頭から数えて$ n 番目の要素の添字は$ n である。つまり、先頭から終端に向かって順に$ 0, 1, 2, \ldots と指定できる。
終端から数えて$ n 番目の要素の添字は$ -n-1 である。つまり、終端から先頭に向かって順に$ -1, -2, -3, \ldots と指定できる。
code:index11.py
import numpy as np
a = np.arange(10)
print('全要素 -----------')
print(a)
print('先頭要素 -----------')
print(x)
print('終端要素 -----------')
print(x)
特に終端要素を「-1」で指定できることは、本来次のように作るべき処理が簡略化できるので大変便利である。
code:index12.py
import numpy as np
a = np.arange(10)
print('全要素 -----------')
print(a)
print('終端要素 -----------')
l = len(a) # 要素数を取得し
x = al - 1 # それから1引くことで終端要素を指定する print(x)
/icons/hr.icon
※ ブラウザのバックボタンで戻る