政治哲学史講義
ロールズ政治哲学史講義 の正式名称
LECTURES ON THE HISTORY OF POLITICAL PHILOSOPHY by John Rawls
(私見)
訳注はそれぞれの章末に置かれている〔とっても親切!〕
索引は下巻の末尾にまとめて置かれている〔不親切!〕
それと関連して、ページ番号は上巻下巻に通し番号で振られている
上巻 p.1-p.444
下巻 p.447-p.852
from ロールズ政治哲学史講義
目次
上巻
編者の緒言
政治哲学史講義 「編者の緒言」
序言
政治哲学史講義 「序言」
引用文献
政治哲学史講義 「引用文献」
序論 —— 政治哲学についての見解
政治哲学史講義 「序論」
第1節 政治哲学をめぐる四つの問い
第2節 政治哲学の四つの役割
第3節 リベラリズムの主要な観念 —— その源泉と内容
第4節 リベラリズムの中心テーゼ
第5節 初期状況
ホッブズ講義
政治哲学史講義 ホッブズ講義 Ⅰ 「 ホッブズの世俗的道徳主義と社会契約の役割」
講義Ⅰ ホッブズの世俗的道徳主義と社会契約の役割
第1節 序論
第2節 ホッブズの世俗的道徳主義
第3節 自然状態と社会契約の解釈
補遺A 自然状態を不安定にする人間性の特徴(ハンドアウト)
補遺B
補遺C 寛大な本性の理念に関連した箇所
講義Ⅱ 人間性と自然状態
政治哲学史講義 ホッブズ講義Ⅱ 「人間性と自然状態」
第1節 はじめに
第2節 人間性の主要な特徴
第3節 ホッブズの命題のための議論
補遺A 自然状態→戦争状態というホッブズの主張のアウトライン(ハンドアウト)
講義Ⅲ 実践的推論についてのホッブズの説明
第1節 理に適っていることと合理的であること
第2節 市民和合の理に適った条項の合理的基礎
補遺A ホッブズにおいて道徳的義務は存在するかどうか
補遺B ホッブズの自然法 —— 『リヴァイアサン』第14-15章
講義Ⅳ 主権者の役割と権力
ホッブズと立憲デモクラシーについての結語
補遺A 主権者の役割と権力(ハンドアウト)
補遺B 『市民論』と『リヴァイアサン』の対照について —— 主権者の再-制度化
補遺 ホッブズ索引
ロック講義
講義Ⅰ ロックの自然法の教義
第2節 序言
第2節 自然法の意味
第3節 根本的自然法
第4節 平等の状態としての自然状態
第5節 根本的自然法の内容
第6節 自然権の基礎としての根本的自然法
講義Ⅱ 正統な体制に関するロックの解釈
第1節 混合政体下における抵抗
第2節 正統性に関するロックの基本的な論点
第3節 正統な政治体制をめぐるロックの基準
第4節 個々人の政治的義務
第5節 憲法制定権力と政府の解体
講義Ⅲ 所有権と階級国家
第1節 問題の提示
第2節 問題の背景
第3節 ロックによるフィルマーへの返答Ⅰ —— 第4章
第4節 ロックによるフィルマーへの返答Ⅱ —— 第5章
第5節 階級国家という問題
第6節 階級国家の起源に合わせた物語
ヒューム講義
講義Ⅰ 「原初契約について」
第1節 序言
第2節 ロックの社会契約に対するヒュームの批判
講義Ⅱ 効用、正義、そして賢明な観察者
第1節 効用の原理についての所見
第2節 正義という人為的徳
第3節 賢明な観察者
ルソー講義
講義Ⅰ 社会契約 —— その問題
第1節 序論
第2節 政治社会前史の諸段階
第3節 政治社会と政治的権威の段階
第4節 社会契約との関連
補遺A ルソー —— 人間本性の自然な善性の教義
補遺B
講義Ⅱ 社会契約 —— 諸仮定と一般意志(1)
第1節 序 論
第2節 社会契約
第3節 一般意志
講義Ⅲ 一般意志(2)と安定性の問題
第1節 一般意志の観点
第2節 一般意志 —— 法の支配、正義、平等
第3節 一般意志と道徳的・政治的自由
第4節 一般意志と安定性
第5節 自由と社会契約
第6節 ルソーの平等に関する諸観念 —— どの点に特色があるか
下巻
引用文章
ミル講義
講義Ⅰ ミルの効用の考え方
第1節 序言 —— ジョン・ステュアート・ミル(1806-1873年)
第2節 ミルの功利主義を読む一つの仕方
第3節 最終目的としての幸福
第4節 確固とした選好の基準
第5節 確固とした選好の基準についてのさらなるコメント
第6節 ミルの根底にある心理学
講義Ⅱ 正義についてのミルの説明
第1節 ミルに対する私たちのアプローチ
第2節 ミルによる正義の説明
第3節 道徳性における正義の位置
第4節 ミルにおける道徳的権利の特徴
第5節 ミルの二面的基準
第6節 他者と一体であろうとする欲求
講義Ⅲ 自由原理
第1節 『自由論』(1859年)の問題
第2節 ミルの原理についての予備的な論点
第3節 ミルの述べる自由原理
第4節 自然権(抽象的権利)について
結論
講義Ⅳ 全体として見たミルの教義
第1節 序論
第2節 ミルの教義の枠組み
第3節 人類の恒久的利益の最初の二つ
第4節 他の二つの恒久的利益
第5節 確固とした選好の基準との関係
第6節 個性との関係
第7節 卓越主義的な価値の位置
補遺 ミルの社会理論についての意見
マルクス講義
講義Ⅰ 社会システムとしての資本主義に関するマルクスの見解
第1節 はじめに
第2節 社会システムとしての資本主義のいくつかの特徴
第3節 労働価値説
補遺
講義Ⅱ 権利と正義についてのマルクスの構想
第1節 正義についてのマルクスの見解におけるパラドックス
第2節 法律的構想としての正義
第3節 マルクスは資本主義を不正義として非難している
第4節 分配についての限界生産性理論との関係
第5節 価格のもつ配分的役割と分配的役割
講義Ⅲ マルクスの理想 —— 自由に連合した生産者たちの社会
第1節 正義についてのマルクスの考えは一貫しているか
第2節 なぜマルクスは正義についての考えを明示的に議論しないのか
第3節 イデオロギー意識の消滅
第4節 疎外のない社会
第5節 搾取の不在
第6節 完全な共産主義 —— 社会主義の初期の欠陥の克服
第7節 完全な共産主義 —— 分業の克服
第8節 共産主義の高次の段階とは正義を超えた社会なのか
むすび
補遺
シジウィック講義
第1講 シジウィック『倫理学の方法』
第1節 はじめに
第2節 『倫理学の方法』の議論の構造
第2講 正義と古典的効用原理についてのシジウィックの見解
第1節 正義についてのシジウィックの説明
第2節 古典的効用原理についての説明
第3節 効用の個人間比較(IP比較)についてのコメント
第4節 合理的な倫理学の方法の第一原理として見た場合の効用原理の特徴
第5節 説明のための事例としての自然的自由に対する批判
第6節 効用原理の定義についての補足
第3講 シジウィックの功利主義
第1節 功利主義についての序論
第2節 古典的効用原理についての説明(シジウィック)
第3節 効用の個人間比較についてのいくつかのポイント
第4節 個人間比較の十分な測定単位にとっての哲学的な制約
第5節 最大多数の最大幸福、ならびに総効用最大化説と平均効用最大化説の対立について
第6節 むすび
補遺 基数的な個人間比較について
第4講 功利主義の要約
バトラー講義
第1講 人間本性の道徳的な構成原理
第1節 序論 —— バトラーの生涯(1692-1752年)、作品、ねらい
第2節 バトラーの敵対者
第3節 人間本性の道徳的な構成原理
第2講 良心の本性と権威
第1節 序論
第2節 私たちの道徳的能力の特徴
第3節 良心の権威についてのバトラーの議論の概要 —— 第二説教
第4節 良心の権威についてのバトラーの議論の要約
第3講 情念の有機的組織
第1節 序論 
第2節 バトラーの方法
第3節 同情の役割 —— 人間の社会的本性の一部としての
第4講 利己主義に対するバトラーの反論
第1節 序論
第2節 快楽主義的利己主義に対するバトラーの異論
第5講 良心と自己愛の間に想定される葛藤
第1節 序論
第2節 バトラーの議論が首尾一貫してないと見なされる理由――良心と自己愛について
第3節 バトラーの道徳的心理学のいくつかの原理
補遺 バトラーについての補足事項
講義概要
政治哲学史講義 「講義概要」(1983年版)
訳者あとがき
人名索引
事項索引