世界文学を読めば何が変わる?
世界文学を読めば何が変わる?
本を読みはじめたら最後まで読み通さなくてはいけないか? 難しい箇所は飛ばしてもいいか? 「教養ある人間」なら読んでいて当然、とされている古典はこの世にどのくらいあって、どのくらいの人が実際にそれを読んでいるのだろう? もしそれを読んだことがないと正直に告白したら…
デビュー作『ジョンソン博士の「英語辞典」』がナラティブ・ノンフィクションの傑作として高い評価を得、英語・英文学の新しい世界を拓きつづけるヒッチングズが放つ、ユーモアと刺激に満ちた文学案内。 目次
第一章 読んだことのない本について語るとき
第二章 ジェイン・オースティンをディナーに招待したい?
第三章 死者たちとの語らい——ホメロスとウェルギリウス、ギリシア語とラテン語
第五章 本当にダンテ・クラブに入りたいの?
第六章 詩にかかずらう必要があるの?
第八章 聖書には実際に何が書いてある?
第九章 コーランについてどう話す?
第十章 プルーストを読んだら人生が変わる?
第十二章 なぜ今でも十九世紀の小説が読まれるのか?
第十三章 ヘンリー・ジェイムズとは一体何者?
第十四章 「とても読めない」二冊の古典——『ドン・キホーテ』と『源氏物語』
第十五章 そしてそろそろ退場の時をはかりつつ……
クイズ
謝辞
訳者あとがき
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